大林組がポートアイランド2期エリアで建設している岩谷産業の大規模な研修・研究・宿泊施設は10月の完成を目指して仕上げ工事が進められています。
独特の形状が特徴の建物。どの角度から見ても印象が異なります。完成予想パースを見た際には、正直、不格好なデザインと思いましたが、完成しつつある建物は不思議な魅力に包まれています。
研修施設の基壇部を覆う水平基調ながら切り立ったパネルはパンチングで無数の穴が開いており、日差しを遮りながら光を内部に落とす庇の役割を果たします。
敷地の東側で設置が進むのは水素エネルギー関連の設備でしょうか。
建物の西側はまたイメージが大きく変わります。
西面はガラスが建物を覆う面積が大幅に増やされています。
西緑地の緑に面しており、宿泊フロアの上層階からは神戸港の絶景が広がる素晴らしい環境の研修施設となるでしょう。
低層階から上階までがガラスに覆われており、透明感の高い建物です。就寝を伴うフロアには二方向の避難経路が義務付けられている市条例を加味しつつも、宿泊フロアの外装もガラスで覆いました。
2階に大きな開口を設けています。ホールのホワイエ的な役割を果たす部分でしょうか。
何らかの形で時折、一般公開を望みたい施設です。
IWATANIのロゴも入りました。エントラスアプローチのスロープ周りには緑の丘が造成中です。
全国からこの施設での研修を楽しみにしている岩谷の社員もいるのではないかと思います。交流・発信拠点の機能も与えられ、外部の人々も招待されるのではないかと思われます。外構の仕上げが今後、急ピッチで進行するでしょう。
岩谷産業研修施設新築工事 完成に向けて最終仕上げ工事が進行中
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