スポンサーリンク
地下鉄西神・山手線三宮駅東コンコースは同駅の顔と言える部分であり、JR三ノ宮駅、阪急神戸三宮駅、阪神神戸三宮駅に並ぶ交通ターミナルとして機能しています。4月にはこのコンコースに接する神戸三宮阪急ビルが建て替えを完了し、美しく生まれ変わりました。地上はこの再開発に合わせて駅前広場も大幅にリニューアルを行うべく、工事が進行中ですが、地下についてはこれまで軽微な美装化に留まっていましたが、いよいよ本格的な改修に向けて、デザイン改修工事設計業務を担う事業者をコンペで決定する事になり、神戸市が「地下鉄西神・山手線三宮駅東コンコースデザイン改修工事設計業務」のプロポーザル募集を公告しました。
スポンサーリンク
プロジェクト概要
「地下鉄西神・山手線三宮駅東コンコースデザイン改修工事設計業務」
・敷地:神戸市中央区北長狭通1丁目
・構造規模:鉄筋コンクリート造地上1階(出入口上屋)・地下3階
・改修範囲床面積:約2,500平方メートル
スケジュール
- 参加表明書の提出期限 6月25日(金)
- 一次審査の結果通知(参加表明書審査) 7月上旬
- 調査表作成及びヒアリングに係る説明会 7月9日(金曜日)14時
- 質疑の提出期限 7月13日(火)
- 質疑回答 7月16日(金)
- 調査表の提出期限 7月30日(金)
- 二次審査(ヒアリング審査)8月5日(木)
- 二次審査結果の通知 8月中旬(予定)
- 委託先候補事務所の特定・公表 9月上旬(予定)
東コンコースではこれまでに柱にデジタルサイネージを組み込む改修が行われています。
また一部の柱は美装化と案内表示板化が行われました。
今年の年初には三宮駅東西の改札コンコースを結ぶ連絡通路も開通し、駅の利便性も向上しています。
しかし神戸三宮阪急ビルのが新築なのでビルの新しさとコンコースの老朽感の間にギャップがあり、コンコースのリニューアルが必須でした。
リニューアルはコンコース内の店舗やテナント区画にも及ぶものと思われますが、コンペで事業者がどのような提案を行うのかによって内容が大きく変わるでしょう。
天井、柱、照明の更新は元より、床材も刷新を行うと共に新しい三宮の地下玄関に相応しい意匠の採用が必要です。
この広場は今後予定されているさんちかのリニューアル計画にも関連を持っており、三宮の地下エリア全体における影響も考慮されなればなりません。
これまで市交通局は新型車両や新長田駅のデザインを市民投票で決定してきましたが、この東コンコースについては民間事業者からの設計案を募る事で進められます。三宮は北側から地上と地下が先行して生まれ変わります。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
現状の 無駄に広いスペースを使って 色んな新しい案が出るのか楽しみです。
コンコースではないのですが、地下鉄三宮駅の最大のネックは、西神方面ホームへのエスカレーターが狭く 隣に階段がないことだと思っています。夕方のそこは狭いエスカレーターから溢れた人でいつも混み合っており、スペースがないのは理解しますが何か方法はないものかと思います。
柱を上手く使ったデザインになると良いですね。