JR三ノ宮新駅ビルや雲井通5丁目のバスターミナルビルが本格的に建設を開始した事に伴い、神戸市はこれらの再開発ビルを結ぶ歩行者デッキの整備工事についても本格始動を行いました。
中央幹線の北側歩道に沿って、ミント神戸付近から工事を開始しています。
この工事開始に伴い、歩道の歩行者空間規制が強められ、通行可能なエリアが大きく狭められています。
これらの工事開始に伴い、三宮東エリアはどこもかしこも工事が進行している状況になりました。
既存デッキ下にはバス停への細い通路も出現しています。
仮囲いの内部では中央幹線を掘削しています。地下にはさんちかや阪神神戸三宮駅があるので、この工事も難工事に属し、慎重な作業が求められます。
JR三ノ宮新駅ビルとの接続エリアは駅ビル開発の進捗に合わせて進められるものと思われますが、工事の着手は寧ろ同駅ビル周辺からスタートしています。
まずは三宮東歩道橋と接続する部分から東エリアの歩行者デッキが先行開通するものと思われます。
総全長700mに及ぶ歩行者デッキとなる為、これまでの神戸市内に整備されたデッキの中でも最大級の規模です。姫路駅前のキャスティ21コアゾーンに整備された歩行者デッキも長いですが、これでも全長400m。
三宮は更に300mも長いデッキとなります。3年後にはミント神戸前からバスターミナルビルまでの区間を空中移動が可能になる予定です。
加えてフラワーロードをまたぎ、駅ビルと交通センタービルを結ぶ既存の歩道橋も幅員を大幅に拡大した新たなデッキに架け替えられる計画です。バスターミナルビルからサン・センタープラザまでの長距離を2階レベルで移動する事が可能となり、地下、地上、空中の3層構造ネットワークが飛躍的に発展を遂げます。
三宮再整備・三宮駅周辺歩行者デッキ整備工事が本格化 3層ネットワークの大規模な拡大を目指す
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