7月19日に開館が予定されている神戸市立磯上体育館。磯上公園の磯上グラウンドの北側一部を建設地として、雲井通5丁目の勤労会館が今週閉館する事に伴って、その体育館機能の代替施設として整備されています。
体育館の建屋は竣工しており、外構工事が主に進められてきましたが、いよいよ完成が間近に迫っています。
体育館の敷地は建物の建築面積以上に外構部が大きく取られており、広場化が進められています。木々の周りは植栽とベンチが構築されました。
東側には駐車場と駐輪場も整備されました。
駐車場は一般利用が可能なのかは定かではありません。公式サイトにはまだ施設全体の利用方法の案内はないようです。ただ向かいのリリープラザワンビル内にタイムズがあるので駐車に困る事はないでしょう。大会等で遠方からの遠征を除き、市民の大半は徒歩での利用が主になるかと思います。
公園内ではありますが、一般的な公園のような雰囲気が出てきました。これまでは特定の利用者のみに開かれていた雰囲気がありました。
花壇には今後、季節の花々が植えられる事になるでしょう。
木々にはライトアップ用の照明設備も設置が完了しています。
夜間も雰囲気のある建物周辺となります。かつてのフェンス周りに鬱蒼と生えていた緑の薄暗い雰囲気の裏通りが明るい表通りに変貌しました。
建物西側は開放的な空間になっています。パースでは芝生広場として描かれていましたが、どう整備が進められるのでしょうか。
大会等が開かれると、多くの人々で賑わう空間になりそうです。キッチンカーや屋台等も出ると盛り上がります。磯上グラウンドとも連携して、盆踊り等のイベントを行うのも良いですね。
建築としても意匠の優れた建物かと思います。最近の公共施設のトレンドは木材をファサードの一部に採り入れる事ですが、この建物もその例に漏れず、格子を上手く活用して表情を作り出しています。
雲井通の再開発によって派生的に発生した開発ですが、スポーツグラウンドの磯上公園に体育館機能を移転追加するアイディアは良かったと思います。
オフィスビル群の中でも違和感の無い風景となりました。開館したら内部の様子もレポートしたいと思います。
おまけですが、磯上公園近隣のガソリンスタンドが解体されました。都心部のガソリンスタンドは経営が難しいのでしょうか。跡地がどうなるのかですが、賃貸マンションが濃厚でしょうね。
神戸市立磯上体育館が竣工 外構工事も完成間近 7月19日の開館準備
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