当ブログが独断で命名・選定している三宮中央通りの三大プロジェクト。関電不動産開発の三宮町1丁目プロジェクト、ダイワロイヤルの神戸市中央区三宮町プロジェクト、そしてパナソニックホームズの神戸三宮町2丁目計画です。オフィス、ホテル、商業ビルと三宮中央通りの賑わいを活性させる計画が目白押しです。
関電不動産開発のオフィスビル計画は高松建設が施工しています。着工以来、アースドリル工法による杭工事が進められてきましたが、作業が完了したようです。油圧ショベルによる掘削が始まりました。
これから山留壁を構築して基礎工事に入ります。この建物は地下階が無いので基礎の構築にはそんなに時間は掛からないのではないかと思われます。地震への対応はどうでしょうか。免震や制震装置が導入される場合には時間を要する事になります。鉄骨建方の開始時期は10月末〜11月と予想してみます。
三宮中央通りを挟んで向かいの神戸市中央区三宮町プロジェクト。ダイワハウス工業が施工するホテル建設工事でダイワロイヤルがダイワロイネットホテルの開業を計画しています。こちらは一足先に杭工事を終えて山留工事しました。先日まで稼働していた三点式パイルドライバからクローラークレーンとアースオーガーに重機が入れ替わっています。
クローラークレーンの先端には丸五基礎工業の社名とロゴが入ったフラッグが付けられています。同社は大規模建物の基礎工事のプロフェッショナルです。最近では神戸阪急ビル東館、神戸ルミナスホテル三宮、ザ・パークハウス神戸ハーバーランドタワー等の基礎工事も同社の施工です。更に大規模な建物では東京スカイツリー、あべのハルカス、梅田阪急ビルにも参画しています。
現在の作業も山留工事のようです。
そしてF・O・インターナショナル本社跡地で現在はコインパーキングが暫定的に営業している三宮町2丁目計画の建設予定地です。三宮中央通り唯一の駐車場になりました。
年末にはパナソニックホームズが恐らく鴻池組の施工で商業ビルの建設に着手します。完成は21年末を予定。1年の工期ですが、恐らく着工後は地中障害物の撤去から始められるものと思われます。各フロアは南北に2区画に分けられてリーシングされます。よってテナント数は合計12店。立地の良さを売りに物販、飲食、サービステナントが入る事でしょう。神戸初進出が集う商業ビルとして三宮中央通りを盛り上げて欲しいと思います。
おまけですが、隣のホテルケーニヒスクローネの軒先からミストが放出されていました。猛暑の中に嬉しいオアシスです。この建物も三宮中央通りの賑わいを生み出す事に大きく貢献しています。
三宮中央通り三大プロジェクトの工事進捗状況 次世代の三宮を担う新ビル達
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阪急三宮駅ビル周辺や新港町ウオーターフロントと共に都市更新が最も実感出来るエリアが三宮中央通りですね。
中央通り南側街区はブログでお知らせいただいたボーリング調査済の大和証券神戸支店の建替えも加えれば3棟の更新となり、三宮神社まで切れ目なく高層ビルが並びます。
北側街区で現在工事中は関電不動産のオフィスビルのみですが、引き続き1~2棟のオフィスビルや複合商業ビルの計画が出てほしいですね。みずほ銀行神戸支店西側や四国銀行神戸支店東側の狭小区画が集約されれば理想的です。