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三宮中央通りは三宮町1丁目の旧播州信用金庫三宮支店跡地でタイムズから関電不動産開発傘下のKSパークに運営元が変更になったコインパーキングで遂に新築オフィスビル計画が始動します!
この土地は幾多の買収劇を経験した上で、2017年の年末に当時の保有者だった日本商業開発から関電不動産開発に売却されていました。その後、同社がオフィスビル開発を行う事を前提とし、高松建設が設計・施工を受注した上で試掘まで行っていましたが、それから1年以上も沈黙を貫いていました。
名称 | (仮称)三宮町1丁目プロジェクト |
---|---|
所在地 | 神戸市中央区三宮町1-4-29, 1-4-52 |
規模 | 地上12階 |
敷地面積 | 1,008.15㎡ |
建築面積 | 829.02㎡ |
延床面積 | 8,405.59㎡ |
高さ | 56.1m |
構造 | 鉄骨造 |
用途 | 事務所 店舗 |
設計 | 高松建設株式会社 |
施工 | 高松建設株式会社 |
事業主 | 関電不動産開発株式会社 |
完成予定 |
地上12階 高さ56mの規模は周辺でもかなりの存在感を有する建物になるものと思われます。設計にかなりの拘っているようなので、デザイン性の高さに期待大です。
神戸市の景観条例によって高さ45mを越える建物は着工の180日前に景観デザイン協議を開始しなければならないと共に建築計画のお知らせ掲示が義務付けられています。従って着工時期は来年3月頃と予想されます。
神戸のオフィスビルの空室率も企業の拡大投資を背景とした需要の拡大によって全国の大都市と同様に過去最低値を記録しています。特に三宮エリアでは需給が逼迫している上に神戸市役所本庁舎の再編・建て替えに伴う民間ビルへの移転によって状況は更に切実になっています。大阪ではここに来て需給バランスの改善が見込まれる大型プロジェクトが次々と発表されましたが、京都はホテル需要に押されてオフィスの新築計画が殆ど出ず、経済損失も懸念される程の逼迫です。神戸は神戸阪急ビルのみが新規オフィスプロジェクトでしたが、この三宮町1丁目プロジェクト、日新信用金庫神戸支店等の計画が加わると、市況の活性化が期待出来ます。何はともあれ、ようやく待ち望んでいた計画が始動します。三宮中央通りには売却されたF.Oインターナショナルの本社ビル跡や通りを挟んで向かいの東洋カーマックスパーキングもあります。これらの開発が進む事も期待しています。
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阪急以外の大型のオフィス計画が中々出てきませんね…。
そろそろJR駅ビル・そごう・磯上パーキングなど大型再開発の話が具現化してほしいものです。
それにしても、JRの駅ビル計画はいつ明らかになるのでしょう。他の記事で読者さんが「市長が 大詰め と述べてから1年になる」とコメントされていましたが、まさしくその通りです。1年間も音沙汰無く、解体工事のみが進んでいるという現状を市長はどう弁明するのでしょうね。
9月にも市長との対話フォーラムが開催されるようですので、出席される方には是非直接質問していただきたいです。(残念ながら、私は仕事の都合で今回も参加出来ません…)
あと、昨日こんな記事が出ていました。しんさんも既に読まれていると思いますが、一応貼っておきます。
市長もちゃんと読んでいるでしょうか?笑
神戸市の「タワマン建設規制」、こんな「副作用」が待ち受けている (現代ビジネス)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66808
是非とも低層階には魅力的なテナントを誘致して欲しいのですが
阪急駅ビルとの兼ね合いで難しいですかね