小野柄通で建て替え工事を行なっていた日新信用金庫神戸支店ビルが竣工を迎えました。地上8階建てのアルミカーテンウォールにファサードを包まれ、側面はアルミパネルを採用した新築オフィスビルは安井建築設計事務所の設計、明和工務店の施工で建設されました。
スッキリとしたエントランス周りのデザインです。2階には来店者用のサロンが設けられています。
名付けられたビル名称は「にっしんクリスタルビル」。
その名に相応しく中央幹線に面してガラスの高い透明感を全面に押し出したデザインです。
シンプルではありますが、最新且つ洗練性を感じさせる飽きの来ない外観です。経年による陳腐化もし難いでしょう。
現在、仮店舗で営業している神戸支店は新ビルの1-2階にて9月7日に移転オープン予定です。
建物前の歩道も再び美しくデザイン舗装ブロックが敷設されました。
まだ夜間に照明が点灯した様子を確認できていませんが、建物全体が浮かび上がるように光るのではないかと予想しています。
このビルといい、神戸阪急ビルといい、はたまた新港町のフェリシモやGLION本社ビル等、次々と誕生しつつある最新鋭のオフィスビルには街の進化を感じさせます。やはり都心地区全体に真新しいオフィスビルがもっと増えて欲しいですね。IT系企業を中心にテレワークの普及がする中、逼迫するオフィス需要に歯止めが掛かる動きもあり、雲井通、市庁舎2号館跡、JRタワー等、オフィス機能を入れる想定の高層ビル開発計画が今後どのように対応していくのか。個人的にはこうした脱・オフィスの流れは一定度、進む中でも着実に最新機能を備えた好立地ビルへの需要は寧ろ高まるのではないかと考えています。
新・日新信用金庫神戸支店ビルは「にっしんクリスタルビル」として9月に稼働
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先日夜間に前を通りましたが、確か3階から上の階のガラス面が一面眩いばかりに真っ白に輝いていました。
まさにクリスタルの名に恥じない景観でした。
是非、夜に見て頂ければと思います。