マリンピア神戸

三井アウトレットパーク マリンピア神戸 リニューアルグランドオープン特集 Part 2 モール本体棟内部編



全面建て替えによって大きく生まれ変わった三井アウトレットパーク マリンピア神戸。リゾート性の高いショッピングモールとして大きな注目を集めています。



2階建のモール本体棟内には複数のエントランスが存在しますが、やはりメインエントランスを司るのは、平面駐車場から入る北側の入口です。



メインエントランスホールに相応しい吹き抜けが広がり、楕円形のデザイン天井間接照明が目を引きます。



各フロア、エリアで様々なデザインの天井照明が採用されています。



最新のショッピングモールらしい照明計画で、波形の折り下げ天井の中に照明を仕込んで柔らかい光の曲線を浮かび上がられせています。



約150店舗が集う店内は回遊できるよう通路が一周する設計となっています。多くのテナントが建て替え後も戻ってきていますが、新規出店テナントも多く見受けられます。



やはりインナーモールになった事で買い周りの利便性は大きく向上しました。ただ従前のように新しい建屋に入る度に得られたワクワク感は後退したようにも思います。



モール内には至る所に休憩のできるベンチやソファーが設置されたエリアが存在し、買い周りで疲れた体を休める事ができます。



モール定番の吹き抜け通路もしっかりとあります。



間接照明によって柔らかい光が全体に渡って均等に降り注いでいます。



要所要所に設けられたボイド空間の天井にはそれぞれ特徴的なデザインと連動した照明が開放感のある空間のエッセンスとなっています。



特に圧巻だったのは、2階から屋上パーキングへ誘うエスカレーター上の天井。何重もの輪を掛けたようなデザインが魅力です。



照明に加えて、自然光も入り、非常に明るい吹き抜けとなっています。



1階フードマルシェのエントランス付近の天井にはリング型のデザイン案内表示が目立った存在です。



リニューアルによって、このモールも最近のトレンドに合わせた「食」の充実化を図りました。まず1階には「マリンピア フードマルシェ」を整備。



フードマルシェ内にはカフェやレストランが集積。



モザイクでも人気のEgg’s Thingも出店しています。



レストランだけでなく、イートインエリアも設置され、テイクアウトしたフードやドリンクを楽しむ事もできます。



配管が剥き出しの天井に鉄のフレームを組み合わせたスパルタンなデザインも見物です。



続いて2階のフードコート。階高が大きく、天井が高いので、非常に開放感があります。



テラス席も合わせると850席が用意されていますが、それでもピークの時間帯はなかなか席の確保は難しいでしょう。



かつてのマリンピア神戸の賑わいが一気に戻ってきたようです。ハーバーランドがumieによって復活を遂げたように、マリンピア神戸も広域圏から年間1,000万人の集客を誇る人気商業施設の座を再び射止める事は間違いないでしょう。



窓側のカウンター席からは大パノラマを望みながら食事が楽しめます。従前はこのパノラマビューを上手く活かす事ができていませんでした。



より眺めの素晴らしいテラス席の様子です。



冬でも快適にテラス席が楽しめるようにストーブが設置されています。



テラスから望むパノラマビュー。フィッシャリーナやラグーンゾーンのバックに明石海峡大橋と淡路島が横たわります。



恐らく夜景も非常に美しいものと思われます。次回は夜景も確認してきたいと思います。



マリンピア神戸のリニューアルオープンで、今年にオープンを予定していたプロジェクトはひと通り全てが完成を迎えた事になります。須磨海浜公園と神戸須磨シーワールドに始まって、須磨海づり公園、そしてマリンピアと、西神戸が大きな変化を遂げました。



関西屈指のマリンシティーリゾートである神戸ウェストコーストを盛り上げる中核拠点として機能するマリンピア神戸。Part3はそのリゾート性を高める事になったラグーンゾーンについて特集します。

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POSTED COMMENT

  1. sirokuma より:

    オープニングには、地元出身の香川真司選手も来場していたようですが平日で行けなかったので、開業後最初の週末に車で行きました。
    丁度、開店時間くらいに到着しましたが渋滞もなくあっけないくらいに屋上駐車場にたどり着きました。駐車場はまだまだ空きスペースが有ったので晴天の割に客足が悪いなぁと思い階下に降りると開店僅か5分でフードコートの店舗前にはすでに長蛇の列が出来ていました。
    1Fのフードマルシェは11時開店の店もありやや空いていましたがそれも間もなく一杯になりました。
    このように駐車場の空き具合の割に館内には人が多かったのは、電車バス問わずICOCAなどを利用して垂水駅で下車するとそのカード提示した人、全員が1000円の食事券・買物券が貰える公共交通機関利用促進策が効いているように感じました。
    食事後、昼過ぎには帰りましたので午後の込み具合は解りませんが出庫も一度も渋滞することなくスムースでした。
    昔は雨の日や猛暑の日には辟易していましたがインナーモールになっればなったで潮風を感じられてよかったなぁと昔を懐かしく思う誠に身勝手な私です。
    ペットスペースちびっ子のスペースも充実しており、さかなの学校が戻ってきたらさらに賑わいが増しそうです。
    末永く愛される施設になって欲しいですね。

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