11月の完成を目指して工事の進む三井アウトレットパーク マリンピア神戸建替計画。前回2月の取材時では敷地全体に及んでモール本体棟の鉄骨建方が進行していました。
フィッシャリーナに面するモール本体棟。いち早く鉄骨工事が始まったこの部分については、すでに外壁工事や内装工事が進められてていました。
アールを描くレストランやフードコートの入る部分。明るいクリーム色の外壁が確認できます。
アール部分の北側に奥まったエリアはメインエントランスとエントランス広場が設けられています。広場の上を覆う大屋根の構築も開始されました。
建物全体が立ち上がったので、施設のスケール感がようやく掴み取れるようになりました。既に図面で示されている通り、本体棟は大きな1つの建物となっており、従前のような幾つもの建屋の集合体ではありません。
南北スパンの大きな建物になり、イオンモール神戸北のような室内回遊型の最新ショッピングモールにフィッシャリーナやラグーンゾーンという付加価値が加わり、他競合モールとの差別化を図ります。
これまでの東側平面駐車場でも新たなアプローチの整備が開始されました。既存の立体駐車場2棟はそのまま再活用を行います。
メインエントランスは海側になりますが、来館者は基本的にまず北側のエントランスから入館する事になるので、事実上のメインエントランスはこちらになります。
モール本体棟の屋上も駐車場になる為、北側の道路からアプローチするスロープの構築もほぼ完了しているようです。
駐車場はこれにより平面、立駐、屋上の3パターンが備わる方になり、1,700台以上のキャパシティを抱える事になりますが、どの位の混雑度合となるでしょうか。
まだ本体棟近くに建設される別棟のB・C棟の姿を確認する事はできませんでした。平屋建てなので、工期はあまり必要としないからでしょう。
ラグーンエリアも整備が本格的に進行しています。当初の計画内容では、ラグーンエリアの完成は25年と、本体棟とは分けての2段階オープンを予定していました。
ラグーンの外周にプロムナードが整備されています。
ラグーンの南側に独立した別棟A棟が開業する予定ですが、こちらは早くも鉄骨工事が終わったようです。
ポトマックが運営する予定のA棟。地産地消のカフェレストランとBBQエリアの管理棟としての役割を果たす建物です。
ラグーンや明石海峡大橋を望みながら食事を楽しめるシティリゾート感たっぷりの施設になる為、必然的に人気は高まるでしょう。
マリンピア神戸開業当時の熱気やフィーバーぶりが再び復活する兆しが既に垣間見えるような気がしています。ただ国道2号線のかつての渋滞ぶりも復活するとなると、対応策が必要になるでしょう。
三井アウトレットパーク マリンピア神戸建替計画 モール本体棟が立ち上がる ラグーンエリアの整備も進行中
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