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年初から7月末まで進められていた既存建物の解体工事が完了し、8月より新築建物の建設工事に着手した垂水の三井アウトレットパークマリンピア神戸。前回の取材時はすっかり敷地全体が更地になっていた事を確認しました。
着工後、1ヶ月程での取材だったので、杭工事の為の重機が複数投入されているものと推測して現地に赴きましたが、その予想は見事に外れ、掘削を行う重機は皆無でした。
仮囲いの内部では予想よりも先の工程が進捗中でした。
既に杭工事は終わり、掘削の上で基礎の構築工事が開始されていました。
建物全体配置図が欲しいもしくは上空から全体を眺めてみたいものです。広範囲に基礎構築エリアが広がっており、どのような規模、形状で何棟の建物が建設されているかを把握する事は難しいです。
南東側のかつて南欧風のイースト棟があったエリアです。打設されたコンクリートの上に鉄骨の柱を接合する為のアンカーボルトが並びます。
北西側から基礎の配筋作業が進められている模様です。
この建物には地下階は存在しない為、掘り下げて山留された部分に基礎を構築し終えると、即、鉄骨建方が開始される事になります。
基本的に2階建構造の上、延床面積が大きいので、配筋が行われる範囲は非常に膨大です。
この基礎工事が行われているのはフィッシャリーナの北側にある広場前に位置するメインの建屋(MITSUI OUTLET PARKのロゴが付いた建物)です。
完成予想イメージにはコーナー部はアールを描く曲面になっています。そのコーナー部が上の写真です。
以前のモールのように複数の建物を独立して配置するのは買い回りを考慮するとあまり効率的ではありませんので、建物は一体化が基本かと思いますが、この海の側にあるロケーションを活かすには、買い物客に積極的に外に出る環境作りも必要かと思います。
その一環が拡大エリアとなるラグーン周辺かと思いますが、以前のウェスト棟のあったラグーンの東側はどのような活用計画があるのでしょうか。
現在はウェスト棟の跡地は土砂の山が延々と築かれています。
ラグーンの東側はアクティビティレジャーゾーンとされていますが、ラグーンに沿った非常に細長いエリアで、ウェスト棟跡地はこれに含まれていないようです。
ラグーンには鯛等が放流されており、養殖が行われていますが、これらの放流はラグーンゾーンの開業後も継続されるのでしょうか。
西側にはラグーンに沿ってビーチゾーンが整備しますが、既にそのエリアが出現しています。
新モールの建設工事が開始され、建て替えられている事を実感できるようになってきました。来秋の開業ですので、建設工事の進捗はスピーディーに進められていくものと思われます。今後の変化が非常に楽しみです。来年は神戸須磨シーワールドの開業も予定されていますので、「神戸西海岸」は大いに盛り上がりを見せるでしょう。
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