前回の現地取材から約3ヶ月ぶりとなる垂水中央東地区第一種市街地再開発事業。野村不動産が事業協力者となり、竹中工務店が施工する地上32階建てのタワーマンション「プラウドタワー神戸垂水」とその周囲に複数の店舗棟が配置される計画です。
現地ではタワークレーン1機とクローラークレーン1台を駆使して、地上躯体構築工事が開始されています。前回取材時にはまだ基礎及び地下躯体工事が進行中でした。
タワークレーンは建物の内部に設置されています。この現場では1機で建築を賄う模様です。1階の柱や壁の配筋、コンクリート打設が進められています。
仮囲いにはこれまでも敷地内にあった店舗の移転先等、様々な情報が掲示されてきました。
新たに再開発プロジェクトの完成予定イメージも掲示されました。角住戸の四隅のコーナーには柱を設けず、リビング内での眺望の抜けが確保されるデザインは、ここ最近に建設されたザパークハウス神戸タワーやベイシティタワーズ神戸と共通です。神戸市外のタワーマンションは角部にはバルコニーを設けない事が殆どなので、これを補う設計となっています。
低層部の店舗棟のイメージも掲示されています。垂水センター街から眺めた再開発エリア。アーケードを完全に建物で覆わなくなるので、商店街内に自然光が入り、明るく開放感的な雰囲気が創出されます。
レバンテ垂水に面した東側の垂水駅前線銀座通りの様子です。ガラスの開口部が大きな店舗棟は外部にも賑わいをもたらします。街路樹も多く植えられ、潤い溢れる洗練された空間はこれまでの周囲の雑多な雰囲気から一線を画します、
南側には店舗棟は配置されていない為、プロムナードとなっています。
最後は南西側のコーナー周り。前述のプロムナードと西側の西垂水63号線一番街の交差に広場のような空間が生まれ、上質さを感じさせます。
店舗の入る平屋建ての建物は全3棟。店舗は計23区画が整備されます。仮移転中の既存店や新たなテナントの進出により、これまで以上に賑わいの生まれる街として期待が高まります。活性化が進めば、周辺他エリアの再開発にも弾みがつきます。
再開発地区の南側は新しい建物の建設が続いています。
創学ゼミナール垂水校の新学舎が竣工。周辺には老朽化した建物が多い中、再開発地区の周りでは徐々に建て替えが進んでいます。
垂水小学校についても東校舎の建設工事が進められています。
既に躯体が立ち上がっており、上棟間近の模様です。プラウドタワー神戸垂水の入居者に小学生の子供がいる場合、新居も学校も新しい内外の新築生活が待っている事でしょう。
リノベーション神戸・垂水中央東地区第一種市街地再開発事業 仮囲いに未公開の完成イメージパース掲示
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費用はかかるでしょうが電柱の地中化をもっと進めてほしいですね
下手に商店街を弄ると廃れかねないですが傷んだ所は刷新してほしいです