リノベーション神戸の拠点整備が続いている垂水駅周辺。東側のレバンテ前にある駅前広場では新垂水図書館の建設工事が行われており、25年7月頃の完成を目指しています。
仮囲いの内部では地下躯体の構築が進行しており、配筋に続いてコンクリート打設が行われ、まもなく地上躯体へと移行しつつある段階まで工事が進みました。
1階床の配筋や柱の鉄筋が伸び始めています。
六角形?の建物の形状に合わせて躯体構築が進められています。左奥には地下の駐輪場へのアプローチとなるスロープができています。
図書館の建設と共に周辺の再整備も進行しています。広場の西側の駐輪場は敷地の半分が閉鎖されました。
資材ヤード確保の為、図書館の完成まで閉鎖されています。図書館が完成すると、同建物内に駐輪場が設けられる為、広場内の駐輪場は全面閉鎖もしく一部のみを残す事なるのではないかと思われます。
駐輪場の撤去後、駅前広場も再整備が計画されており、お茶濁し程度に終わった西側駅前広場の再整備とは異なり、しっかりとした滞留・憩いの空間へと生まれ変わる予定です。
再整備後の駅前広場のイメージです。パーゴラの周りに親水空間を設けたり、植栽ベンチを設置したり、舗装を刷新したり等が想定されています。
植栽ベンチは場所を移動させる事が可能になります。舗装材は暑さ対策を施した工夫が講じられるようです。図書館と共に広場で過ごす人を増やし、駅前ににぎわいを創出する施策です。
加えて道路改良工事もスタートしました。工期は長く26年3月までを予定しています。山陽電車高架に沿って伸びる駅前の垂水東線がリニューアルされます。
垂水東線に沿った山陽電車高架の耐震改修工事が進行しており、タクシープールの整備も行われる予定で、道路改良工事と合わせた官民連携の再整備となっています。
ボックサンの出店していた店舗区画周りも完全に閉鎖されました。
店舗リニューアル工事を目的として仮囲いが設置されましたが、10月末には完成する模様です。
MOLTIたるみのリニューアル完成はまだ先の話ですが、この独立した店舗区画は先行して開業する事になるのでしょうか。その場合、どんなテナントが出店するのか。垂水は官民のプロジェクトが同時進行している為、西神や名谷とはまた違った期待感があります。
リノベーション神戸・(仮称)新垂水図書館・自転車駐車場・ロータリー建設工事 周辺一帯の再整備も進行中
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緑や日陰棚付きのベンチを整備するだけでは、なかなか
恒常的な賑わいには結び付きそうにありませんね。
ただでさえ雨が多く更なる温暖化も進む中、
図書館で借りた本などを手に屋外で過ごそうなどと言う人は
そう多くないでしょう。
珍しくて美味しい料理を提供するキッチンカーの営業であったり、
週末ごとに何らかのイベントを誘致して開催するくらいの施策は欲しいです。