三宮

フラワーロード・旧柏井ビル(セントラルシティ神戸三宮駅前第2ビル)他の解体撤去工事が完了 信和不動産は一等地の再開発をどう進めるのか?



三宮北側のフラワーロード・加納町の旧柏井ビル(セントラルシティ神戸三宮駅前第2ビル)及びエピファニービル、コインパーキングを含めた728.51平方メートルの土地は信和不動産が2021年に取得しました。



土地内の既存建物解体撤去を今年5月から開始していましたが、予定通り11月末までに全ての地上部分の解体が完了し、更地となりました。



建物が無くなり、土地が一体化されると、敷地面積のスペック以上に大きな土地に見えます。



敷地は南北に長いT字型をしており、3面が道路に面しています。



信和不動産のプレスリリースには、「スプランディッド」シリーズの企画・開発を手がける信和不動産株式会社が神戸市加納町に収益ビル2棟及びコインパーキング用地を取得したと記載している為、この土地の活用計画はかなり高い確率で賃貸マンションになってしまうと思われます。



既にこの土地の南側にもマンションが既設されているので、住宅建設のハードルは下がっているとも言えます。ただフラワーロードを挟んで向かい側には現在、事務所・ホテルの複合ビルが建設中であり、三宮駅から徒歩数分という距離にある商業地です。



都心機能誘導地区にあったオフィスビル、テナントビルを撤去して、賃貸住宅を建設させてしまう現在の住宅建設規制条例がタワマンのみを限定している事 現況について神戸市はどう考えているのでしょうか。



欧米の都市にも大通り沿いにはミックストユースの建物が多く見受けられます。低層部は店舗やオフィス、上層階は住宅という例が多く、街の賑わいを保ちつつも都心部に人が住む事も奨励しています。



やはりフラワーロードに面する部分には商業・業務機能を有する建物が建設されるのが望ましく、そうした方向に建築誘導がなされるべきかと思います。最低でも1-2階は店舗にして欲しいですね。

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