スポンサーリンク
神戸交通センタービルはJRや阪急をはじめとする鉄道交通機関の要衝として及び駅周辺主要施設の動線基軸に位置する三宮にとっての重要な建物です。延床面積11,925.08平方メートルで地下1階から地上10階までオフィスやサービス、クリニック、飲食店街までが揃います。
その敷地の西側で地質ボーリング調査が行われていた模様を当ブログの読者の方が目撃しお知らせ頂きました。
その試掘を行った足跡が現地に残っていました。一体この調査の目的は何で発注者は誰でしょうか。
神戸交通センタービルは初代ビル2階までを再利用し、その上に鉄骨造の新規躯体を8層載せるという方式が採用して再建された建物ですが、既に完成から23年を経ています。三宮再整備が進行し、周囲の建物が再開発される中において、この土地を更なる高度利用する動きがあっても不思議ではありません。
同ビルの敷地面積は1,543平方メートル。特定都市緊急整備地区内にあり、最大級の容積率緩和を与えられれば倍の規模の建物への建て替えも可能でしょう。
神戸交通センタービルはさんちかのエントランスホールへ直結する玄関口の役割も果たしています。さんちかは今後、三宮クロススクエアの整備や駅周辺の再開発によって大きな改修が行われる事は必然となります。
JR駅ビルが建築面積を拡大する事が想定されている為、この地下空間も大きく改造される事が予想されます。構造や動線を含めて見直されるものと思われます。地上はデッキの新設や再編、歩道の拡大が予定されていますが、まだ地下については具体的な構想は明らかにされていません。全長130mのエスカレーターという構想がある事のみが判明しています。この際、地下鉄や阪急の地下からJRや阪神への動線も回遊性改善が検討されるべきです。さんちかへのダイレクトな動線の新設も必要と思われます。
そんな最中の試掘ですから、何か大きな動きの前触れである事を期待してしまいます。
もし神戸交通センタービルが高層化すると、建設中の神戸阪急ビル東館と合わせてツインタワーの様相を呈する事になります。ただremm+の南側の客室からの眺めは遮られてしまう事になります。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
震災後に急遽建てたビルなので仕方有りませんが
本当にショボいですよね
ここがせめてミント神戸くらいの高層ビルが建てば
三宮もかなり都会に見えると思います
お久しぶりです。
相変わらず楽しみに拝見しております。
気になっているのは、さんプラザ・センタープラザの動向でして、こちらは権利床を持っている方が多いはずなので、それの営業の受け皿を用意しないことには再再開発出来ないだろうな、と思っていたのですが、もしかすると交通センタービルを建て替えて使うこともありなのではと思います。
さんぱる→交通センター→さんプラザ→センタープラザの順に玉突き状に営業を確保しながら作ると長期的に建て替え出来るんじゃないでしょうか?サンパルと交通センターは等価と言いづらいのでさんちかや民間施設(阪急・JR)も使わないといけないかもしれませんが。