中山手通2丁目で新たな建築計画が動き出しました。三宮駅の北西に位置し、生田神社のすぐ西側という非常に利便性の高い立地条件です。
敷地面積は938.27平方メートルと、都心機能誘導地区内ですが、1,000平方メートル未満なので、神戸市の住宅建設規制対象外となります。
工事名称は「(仮称)神戸市中央区中山手通2丁目新築工事」。森組が施工者として、建設工事を進めます。
開発を計画しているのは、阪急阪神不動産です。同社の分譲マンションシリーズ「ジオ」の冠した「ジオ神戸三宮」を販売します。
物件の規模は、地上15階 延床面積5,755.50平方メートル 69戸で販売されるのは68戸です。
準備工事として、まず擁壁の新設から開始されています。建物の設計はIAO竹田設計です。非常に多くの分譲マンションがこの設計会社によって設計されています。
周辺にも多くのマンションが立ち並びます。繁華街の中にあって利便性が高いにも関わらず、閑静さも持ち合わせている為、都心居住地としての条件が揃っていると言えます。
今回の分譲ですが、定期借地権付きという条件が付いています。借地期間は、引渡日より2097年2月28日まで(解体期間を含む)。建物竣工予定が2026年1月を予定しているので、約70年の期間が設定されています。
この土地は南側に立地する神戸基督教改革宗長老会の敷地です。ここを借地とする事で、収益を得る事ができます。
ここ最近、宗教法人や社団法人が抱える都心不動産を活用して、定期借地権方式で敷地内に分譲マンションを建設する事例が増えています。小野八幡神社と三菱地所レジデンスの例や兵庫県私学会館と関電不動産開発の例が挙げられます。今後も同様の計画が出てくる事が予想されます。
計画地の西側にはトアロードに面して、三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウス神戸トアロード」が立地。非常に人気の高いマンションです。ジオ神戸三宮も69戸と戸数は限られており、定期借地権条件によって価格も多少抑えられる可能性もあるので、人気を博す可能性が高いでしょう。来春の発売開始予定です。
(仮称)神戸市中央区中山手通2丁目新築工事が始動 阪急阪神不動産が新築分譲マンションを計画
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