三宮

フラワーロード・布引町3丁目に新たな開発用地が生まれる


新たな開発の卵が生まれようとしています。フラワーロード沿いは布引町3丁目。開発プロジェクトが始動予定のUR布引ビル跡地のすぐ南側にあった何年も閉鎖されて使用されていない雑居ビル数棟の解体撤去工事が開始されました。イスズベーカリー本店が建て替え中に仮移転していたのもこれらのビルの一部です。



既に一部のビルは撤去されて駐車場になっていましたが、残りの建物は閉鎖されてもそのままの状態にありました。



複数の建物を解体しています。解体工事の発注者は有限会社井上ビル。解体されているビルの一部を保有している企業です。



解体に伴い、コインパーキングも閉鎖されました。車での取材時によくお世話になっていたパーキングでした。



このまま解体跡地が集約される場合、敷地面積は400-500平方メール程あるでしょうか。年内に撤去作業は完了予定です。解体に踏み切るという事は次の計画に目処がついたと読み取ってよいでしょう。マンション開発ではない事を望みたいと思います。



三宮再整備・再開発の波がフラワーロードを基点として駅北側にも波及し始めています。初夏には東横インと大阪協栄信用組合の複合ビルが完成した他、信和不動産がタワー型レジデンスを建設中。更にUR布引ビルの開発始動に加えて、今回の布引町3丁目にも開発用地が生まれます。こちらもホテル開発になるのではないかと予想しています。コロナ禍前はホテル建設ラッシュで、マンション事業者が土地を取得できない状況が起きていましたが、コロナ以降後は再びマンション開発が再燃してきました。今後の動きに注視したいと思います。

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