ダイエー新在家店が閉店 阪神新在家駅前で大規模な再開発プロジェクトが始動するのか?



JR六甲道駅南口からも徒歩圏内にあり、阪神新在家駅南側で営業していたダイエー新在家店が2月中旬に閉店しました。閉店理由は店舗建て替えが目的として伝えられています。



同店の前身は同じ食品スーパーのマルナカ。店舗としては築20年程ですが、建て替えを行うには比較的築浅です。ダイエーはイオン傘下に入っていますが、ダイエーが純粋に店舗のみを目的として建て替えられるのは考え難いと言えます。



店舗面積は2,925平方メートル。正面に大きな平面駐車場が備わり、敷地全体の面積は7,000平方メートル近くあると推定されます。



また敷地の北西側に隣接して立つ赤い色の建物が、こちらも閉店したフェニックス新在家店。既に閉鎖から3年が経過しており、放置状態が続いています。



東隣には老朽化したマンションの新在家コーポが立地。



更にその東側は更地となっています。これらの土地は集約すると、一つの街区を形成しており、敷地面積は延約1ヘクタールに及び、もし一体的な再開発が行われるとすると大規模なプロジェクトになる可能性があります。



阪神新在家駅前という好立地で、国道43号線からも至近距離にあり、交通アクセスと利便性は申し分ありません。



これほどの大規模開発用地であれば、本来はタワーマンションの開発が目論まれても不思議ではありませんが、現在の神戸市では非常に困難と言えるでしょう。共同住宅と商業施設をセットにした複合開発プロジェクトが計画されているものと推測します。近々、建築計画のお知らせが掲示されるのではないでしょうか。続報が待たれるところです。

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POSTED COMMENT

  1. kkbb より:

    リポートありがとうございます。
    店舗解体後の工期かどうかは分かりませんが、閉店前にダイエー店員さんには2年から2年半ぐらいの工期で建て替えと聞いています。
    下層階にダイエーと駐車スペース。上層階はマンションの複合ビルと聞いています。

    できればダイエー単独でなく、住友不動産や三井不動産のデベロッパーが噛んでくれたらなあと思います。
    阪神沿線駅前、JR六甲道駅からも10分足らずの距離なので大型マンションであるのは確実です。設計図ができていれば垂水のブラウドタワーの工期に照らし合わせると同等のターマンションの可能性ありと言っておきます。
    ただやはり市長の発言が、市民県民に間違った情報を与えているのが残念です。今後も動向を注視していきます。

    それとサンキタ広場前のテレビサインに「タワマン条例は日本を救う」と言う広告がやっと消えました。
    市長の発言や広告は、偽計業務妨害に当たると企画調整局に抗議しましたが、抗議が実ったようです。
    みなさんのご助力ありがとうございました。

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