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新港突堤西地区再開発

新港突堤西地区再開発事業 各主要建築物のデザイン確定作業が進む


5月の着工を予定している新港突堤西地区の大規模再開発事業。神戸ウォーターフロントの再整備計画の第一弾として期待されている大型プロジェクトです。水族館、各種ミュージアムを中心としてフェリシモやGLIONの本社ビル、ツインタワーの超高層マンションが建設され、岸壁も親水緑地として整備される予定です。各々の建物の設計や外観デザインについて神戸市との景観審議が進められており、主要施設の現時点での外観が明らかになっています。

住友不動産・関電不動産都市開発住宅棟



同地区開発プロジェクトの代表企業である住友不動産と関電不動産都市開発が事業主である地上27階建 高さ102mのツインタワーマンション 700戸。全体計画のイメージパースで示されていたデザインとはかなり異なっています。特に頂部や塔屋周りの装飾が思っていたより簡素な感があるのと、バルコニーのガラス手摺にバリエーションが無い点が気になります。最終レンダリング次第ではありますが、当初の意気込みの入った凝った造りから、コストダウンを反映して無難になってしまっている可能性があります。ウォーターフロントの新しいランドマークになるのですから、ユネスコデザイン都市に立つツインタワーとして、造り込んで欲しいと思います。また景観審議会はこういう点を安易に妥協する事を防ぐ為にその存在意義がある訳ですから、しっかりと交渉して欲しいと思います。

名称 (仮称)三宮新港町計画(住宅棟)
所在地 神戸市中央区新港町
規模 地上27階 地下1階
敷地面積 西棟5,300.07㎡ 東棟5,300.01㎡
建築面積 西棟3,040.00㎡ 東棟1,886.00 ㎡
延床面積 西棟37,054.00㎡ 東棟36,984.00㎡
高さ 102m
構造 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
用途 共同住宅 店舗
設計
施工
事業主 住友不動産 関電不動産都市開発
完成予定

GLION本社屋



再開発地区で最大のオフィスビルとなGLION本社屋。こちらも大きくイメージパース公開時からデザイン形状を変えてきました。しかしこの建物は当初のイメージよりも良くなっていると思います。規模も拡大しているようです。このまま建設されて欲しいと思います。

名称 (仮称)GLION本社ビル新築工事
所在地 神戸市中央区新港町
規模 地上10階
敷地面積 2,976.54㎡
建築面積 1,191.38㎡
延床面積 11,352.26㎡
高さ 51.20m
構造 鉄骨造
用途 事務所 展示場 店舗
設計
施工
事業主 合同会社デカンショライオン
完成予定

フェリシモ本社屋



フェリシモの新本社ビルもイメージパースからはかなり掛け離れています。よりシンプルなデザインとなりましたが、スッキリとしたオフィスビルとなり好感が持てます。この建物もこのまま建設されても良いかと思います。

名称 FELISSIMO CREATIVE LABO(仮称)新築工事
所在地 神戸市中央区新港町
規模 地上8階
敷地面積 2,270.65㎡
建築面積 1,482.00㎡
延床面積 8,328.92㎡
高さ 41.1m
構造 鉄骨造
用途 事務所 集会場 展示場 店舗
設計
施工
事業主 株式会社フェリシモ
完成予定
計画されている駐車場棟についても景観審議が執り行なわれている事は確認済ですが、未だにメインとなる水族館の入る文化施設棟が加わってない事が懸念として残ります。

ウォーターフロント再整備の目玉プロジェクトであるだけにデザイン面では妥協を許さずに優れた建造物群の集積を目指して欲しいと思います。

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POSTED COMMENT

  1. ピクニック より:

    私もウォーターフロントはもっと奇抜だったり先進的なデザインが採用されるべきだと思います。
    旧居留地とはちゃんと区分けされてるし、ポートタワーともちゃんと距離がとれていると思うので喧嘩しないと思います。
    高さや規模以前に建物好き以外の人でもパッと目を引いたり、自然と足を運んでしまうような吸引力のあるランドマークができてほしいですね。
    県外、欲を言えば国外にも訴求出来るようなものがいいでしょうがそれは高望みとゆうものでしょうか…。

  2. sirokuma より:

    経済的合理性の問題でしょう。マンションは好況ですが価格は、そろそろ頭打ちじゃないかと思います。でも建築費は上がり続けている。ボリュームは増やせないし、コスト削減の効果は、お金がかかる凝った設計と意匠の変更となるのは自明です。
    何度も書きましたが、良いものを作らせたいなら、大きな資本投下が必要ですから、それを補うような規制の緩和(容積の倍増・高層化・景観規制の大幅緩和など)と、許認可までのスピードが必須です。
    企業はボランティア団体じゃないってことです。
    現在の景気には全体的な高揚感は感じられませんが、非常に持続性があるものだと思います。神戸市はこの波に乗り切れずに景気の後退局面に差し掛かってからやっと動き出すのではないかと大変危惧しています。
    神戸市は随分前から特区という大きな打出小槌を持っていますが、この小槌を振る事もなく終わっちゃいそうで非常に残念です。特区認定を受けている他の都市は、思い切り使い倒して大きく成長しているのにね。
    折角の宝も使い方を知らない人に持たせても何の意味もありません。
    明日の選挙が市長選なら少しは希望を持てたのにね。

  3. ピクニック より:

    市議会員の構成が変わってもあまり変化はないものなのでしょうか。 ほんと今の神戸には手詰まり感がありますね しかも自ら自分の首を絞めているとゆう…。

  4. 匿名 より:

    普通のマンションデザインやん!
    これではかえって神戸の景観を壊すんちゃうかー

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