東灘

御影本町NKビル新築工事 長崎屋御影店跡地の再開発 3月末の竣工を目指して工事が進む



阪神御影駅南口駅前の長崎屋御影店跡地にJR西日本不動産開発が建設中の御影本町NKビル。他鉄道事業社沿線駅前となる今回の開発は沿線開発を超えたJR西日本グループの不動産開発の一環です。

プロジェクト概要

御影本町NKビル新築工事



事業者 JR西日本不動産開発株式会社
土地保有者 株式会社田中屋本店
所在地 神戸市東灘区御影本町4-653
敷地面積 約1,133㎡
延床面積 約2,710㎡
規模 地上3階
構造 鉄骨造
設計 株式会社NAK建築事務所
施工 村本建設株式会社
完成予定 2022年春





8月以来、5ヶ月ぶりの現地取材となってしまいましたが、既に鉄骨建方が終わって内外装の工事が進められていました。



駅前ビルとなる為、御影駅前の活性化と周辺住民の利便性向上に寄与する商業施設となる予定です。

建物フロア構成は以下となっています。
3階 クリニックモール
2階 フィットネス+リユースショップ
1階 ドラックストア+調剤併設店舗、コンビニエンスストア
ドラッグストアにはココカラファインの出店が決定済です。



御影駅前には既に北側に御影クラッセという大規模商業施設が存在するので、この長崎屋跡地にはそこまで大きな規模の商業施設を期待する事は出来ませんが、駅前の利便性は高まります。



阪神御影駅の1日の乗降客数は約2.7万人。この乗降客数に対する駅前の開け具合は破格と言えます。特に阪神線沿線においては屈指の発展ぶりです。



ちなみにこの駅前広場は「バレンタイン広場」と命名されています。神戸は日本でのバレンタインデー発祥の地にちなんで名付けられています。



この広場にある神戸市バスのバス停はモロゾフがチョコレート柄のデザインにリニューアルしています。



ただタワーマンションの建設規制が無ければこの土地周辺一帯を含めて、タワーマンションを中核とした駅前再開発にも発展していた可能性はあるのではないかと思います。
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