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神戸市が市営地下鉄和田岬駅近くの中部処理場(下水処理場)跡地で建設中の神戸市総合児童センター・通称こべっこランド。現在、ハーバーランドにある同施設をこの地に拡大移転します。
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プロジェクト概要
神戸市総合児童センター移転整備工事
所在地 神戸市兵庫区上庄通1丁目1番
事業者 神戸市こども家庭局
敷地面積 9851.76㎡
建築面積 4165.89㎡
延床面積 10391.92㎡
規模 地上4階
構造 鉄筋コンクリート造、鉄骨造
用途 福祉施設(児童厚生施設、児童相談所ほか)
設計 神戸市建築住宅局
施工 青木あすなろ・矢野特定建設工事共同企業体
竣工予定 2021年10月末
昨年7月以来の取材となりましたが、建設工事はかなり進んでおり、建物の躯体全体が立ち上がり、外装工事も進行中です。
1ヘクタールに及ぶ敷地内には北側にこべっこランド、南側にこども家庭センターを配置して建設が進められています。
こべっこランドとこども家庭センターの間の部分です。
こべっこランドの前に広がる空き地には緑地や噴水広場、三角デッキが整備される様子がイメージ図には描かれています。
少子高齢化が進みますが、子育てのしやすさへの関心はますます高まり、支援拡充制度やハード面の充実度も都市経営において重要になってきています。
この場所への移転はアクセスが一つの課題です。駐車場は整備されるようですが、公共交通機関を利用する場合、地下鉄駅からは多少距離があります。ただ施設は充実するので、ファミリーが一日を過ごせるお出かけスポットとして定着すると良いと思います。こども家庭センターには一時保護の機能等も必要な為、施設の規模拡大は必須だったようです。
移転完了後の現在のこべっこランドの活用策については表立った検討は行われていません。ウミエやアンパンマンミュージアムの集客力を活かして、コト消費を促す新たな民間商業施設が誘致されると、ハーバーランドの新たな賑わいを生み出す事になります。民間事業者からの跡地利用についてのプロポーザルを公募すべきと思います。
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今更ながらですが、この場所を選んだ理由が判然としません。
兵庫県の土地かもしれないですが、イオンモールの隣(初代知事の館でしたっけ)にした方が良かったのではないでしょうか?中途半端に離れて作るよりはある程度ワンストップで行動できる方が利用者としては有り難く思うのですが如何でしょう?
海岸線沿線に施設を並べて利用者を増やそうとたくらんでいるのでは?と勘ぐってしまいますが、このエリアの子連れは自動車利用がメインだと思います。
確かにイオンモールの隣接地はこばっこらんどの移転先には良い候補地だったと思います。兵庫津ミュージアムよりもこの施設を建設するべきでしたね。