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地域探訪: 福岡・天神南オフィス計画 サンケイビルが九州初進出「(仮称)S-GATE FIT天神南」



サンケイビルはハイグレードミッドサイズの自社オフィスビルブランド「S-GATE」及び「S-GATE FIT」シリーズを展開していますが、これまでは基本的に東京都内がその投資開発先でした。



しかし初めて東京都以外の開発先に福岡・天神を選択し、天神南オフィス計画として、東急建設の施工で、新築オフィスビルの建築工事を進めています。



「(仮称)S-GATE FIT 天神南」と命名したビル計画は、地下鉄新線の七隈線天神南駅から徒歩1分に立地し、敷地面積893平方メートルの開発用地に、延床面積4,813平方メートルの店舗・事務所用途のビルを建築中です。



間口が狭く奥行きのある土地の開発である為、非常にスリムな建物となっています。従って地上14階建てのスペック以上に高さを感じさせるオフィスビルです。



1フロア・1テナントを想定しています。天神ビッグバンで進められているビルは1フロアが巨大な大型ビルが中心ですが、より小規模なオフィスを必要とする企業向けにも新築オフィス需要はある筈です。そのニーズを満たすのが、S-GATEシリーズのような中規模ビル開発です。



周囲の建物から頭ひとつ以上飛び抜けています。



通りを挟んで向かいには大丸福岡天神店の別館となる東館エルガーラが低層部に入るエルガーラビルが聳えます。上層階にはホール、会議室、オフィスフロアが配置された地上12階建ての大型複合ビルです。



この東側には、メットライフ天神ビルや天神121ビル等の真新しいビルが立ち並びます。



大丸福岡天神店東館エルガーラと本館の間には美しいアーケードのあるアトリウム空間「パッサージュ」が広がっています。本館と東館の間には空中廊下も二箇所設置されています。



1階には洒落たバー・カフェやレストランも配置されており、まるで海外の商業施設のような雰囲気を醸し出しています。



非常にデザイン性に優れた洗練された吹き抜け空間です。

ちなみに大丸福岡天神店の直近の売上は470億円に達しています。



七隈線が博多駅まで延伸された事によって、利便性の高まった天神南地区や渡辺通りの南側エリアは今後も新たな開発プロジェクトが浮上してくるのではないかと思われます。天神ビッグバンは直接関与せずとも、付随した民間開発プロジェクトも誘発しているのでしょうか。ここまで明確な形で効果を示した地方行政の規制緩和策も珍しいのではないかと思います。

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