ポートアイランドII期

(仮称)オープンイノベーション拠点ビル新築工事 基礎工事は近日完了 鉄骨建方へ移行

基礎工事が続く(仮称)オープンイノベーション拠点ビル新築工事。施設の正式名称はクリエイティブラボ神戸CLIKに決定していますが、建物内に「本庶佑ノーベル賞受賞記念 次世代医療開発センター」や神戸市とシリコンバレーの投資ファンド500スタートアップスが進める企業家募集プログラムの選定者の入居を予定しています。



工事は敷地東側が先行し、既に配筋とコンクリート打設までの全ての作業が完了しています。



現在はまだ未完了の中央部から西側のコンクリート打ち込みを進めており、これらの作業が終われば、いよいよ鉄骨建方が開始される予定です。



既に500スタートアップスと連携した企業家育成プログラム)「500 KOBE ACCELERATOR」(ファイブハンドレッド神戸アクセラレーターの参加グループ18チームが決定しています。11月よりこれらのチームの投資家向けの発表となるデモデイを開催し、事業化支援に向けて更なるスクリーニングが進められます。神戸での起業は条件と課しておらず、海外企業家からの応募が半数以上を占めています。ただ今回の募集はヘルステック事業を前提とし、この建設中のビルへの入居も促します。やはり神戸を「起業の街」として根付かせる為には、神戸というメリットを活かせる仕組が必要です。東京や大阪という都市規模も経済力も神戸を遥かに圧倒する大都市もスタートアップ企業の集積に力を注ごうとしています。起業家に選ばれるには投資や支援を受けられるのは最低条件であり、事業が軌道に乗った後に神戸に拠点を置き続ける事の優位性、将来性が必要です。人口流出都市は優秀な人材を集めようとする企業にとぅては大きなマイナスイメージを植え付けてしまいます。都市ブランドの再構築も必要です。

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POSTED COMMENT

  1. hirodas より:

    こんにちは。いつも拝見しています。この話とは違うのですが、神戸阪急ビル工事で、2機目のタワークレーンが設置されました。また見に来てください。すでにご存じであれば、すみません。

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