ホテルシェレナ跡地

(仮称)神戸市中央区元町通6丁目計画 地中障害物撤去完了後、いよいよ来月から本体工事に着手



旧ホテルシェレナ西館の建物の解体撤去工事がツバサ建設によって22年1月より進められてきましたが、この工事がようやく完了し、和田興産の計画する(仮称)神戸市中央区元町通6丁目計画が遂に始動します。



この計画は、跡地に地上19階建 総戸数100戸のタワー型レジデンスを建設するもので、元町商店街のエントランスに立地する為、ISO竹田設計が手掛けたスタイリッシュな外観デザインを採用します。また商店街に面する1階には店舗も設けられます。



現場では、一部の仮囲いが撤去され、新たな仮囲いの設置が行われる仮囲いの交換が進められています。施工者がこれまでのツバサ建設から東レ建設にバトンタッチした為です。



丸五基礎工業のクローラークレーンとオールケーシング工法による掘削を行う全回転掘削機が導入されています。



行われているのは、地中障害物撤去工事。ツバサ建設は地下階の躯体までは撤去しましたが、更にその下の杭や基礎は残されているので、東レ建設がこれらの解体開始を行う必要があります。



基本的に既存建物の解体を伴う建設工事にて、解体と建設で事業者が異なる場合、地中障害物の撤去から建設を担う施工者にバトンタッチし、この時点を着工とする例が多い模様です。



東レ建設は、昨年に竣工したワコーレ ザ・神戸旧居留地レジデンスタワーも施工した実績があります。

地中障害物の撤去に関しては、この道のプロである丸五基礎工業に委託したようです。



商店街に面してはこれまでの防音パネルを継続して使用しています。



この解体撤去は月内には完了し、いよいよ来月から新築建物の建設工事が開始される予定となっています。



この界隈は神戸で最もタワーマンションが密集するエリアとなります。旧ホテルシェレナ跡地は合計4棟全てレジデンスとして建て替えられる事になりました。

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  1. マンション検討中さん より:

    いつも更新楽しみにしています。

    記事の文中に
    界隈は神戸で最もタワーマンションが密集するエリアとなります
    とおっしゃられているように、このあたりには高層で戸数の多いマンションが多いです。さらに(仮称)神戸市中央区元町通6丁目計画 19階建 100戸のマンションが建つとさらに人口が増えてどうなるか楽しみです。近辺の20階建のマンションは下記のような感じです。

    ザ・レジデンス神戸元町通 24階建 137戸
    ジ・アーバネックスタワー神戸元町通 27階建 200戸
    パークホームズ神戸ザ・レジデンス 20階建 357戸
    ザ・パークハウス神戸タワー 33階建 352戸
    神戸ハーバータワー 35階建 300戸

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