ホテルシェレナ跡地

ザ・レジデンス神戸元町通+ホテルシェレナ東館跡地(元町通6丁目計画)+栄町通プロジェクト

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ホテルシェレナ本館跡地で建設が進められている地上24階建てのタワーマンション「ザ・レジデンス神戸元町通」の近況です。すでに17階の躯体工事が開始されるところまで来ています。上棟まであと7階というところまで迫りました。

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各住戸を隔てるマリオン調外壁パネルが取り付けられています。20階まではこのパネルが取り付けられますが、上層階4層はガラス手摺のみになります。手摺にはガラスはまだ入っていないようです。

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既に隣り合う神戸学生会館と肩を並べる高さにまで達しました。スカイラインに連続性が生まれています。しかし更にここから7層高くなります。

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建物の北東側はこんな感じです。L字型のタワーマンションなので非常階段や供用廊下は外に出ている形を採ります。上棟と共に早くこだわりのディテール部を見たいですね。完成予想パースと比較してどれ位再現されているのかを確認するのが楽しみです。

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さて、隣接するホテルシェレナ東館跡地にも分譲マンションの計画があることを記事にしてきましたが、ようやく建築計画のお知らせが掲示され、建物の概要が明らかになりました。

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地上27階で高さ90m。総戸数200の分譲タワーマンションが計画中です。事業主は大阪ガス都市開発と新星和不動産の二社。設計はIAO竹田設計で施工者はまだ未決定。今年10月に着工予定です。IAO竹田設計はスタイリッシュなマンションの設計で定評があります。

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建物立面図です。高さ90mはどうやら軒高のようです。塔屋を含めた最高高さは95-6mといったところでしょうか。100mには満たないものと思われます。こちらもガラス手摺を採用したタワーレジデンスになるものと思われます。

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建物は栄町通沿いに建設され、西側は機械式駐車場等のスペースとなります。

この新たなタワーマンションの建設によってホテルシェレナ跡地は全て再開発が完了することになります。先日、開業したばかりの神戸ハーバーランドumie(ウミエ)から徒歩5分程の距離に位置し、JR神戸駅までも5分という好立地です。マンション不動産デベロッパーにとっては今、かなり注目されているエリアになりつつあるのではないでしょうか。

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ハーバーランド内でもクレヴィアタワー神戸ハーバーランドが着工しました。そうなると否が応でも気になるのは解体工事がほぼ完了しつつある旧神戸貯金事務センター跡地です。向かいには神戸中央郵便局がありますが、日本郵政が建物解体に着手したのは跡地を売却するためか、それとも自社で活用するためか。すでに複数のデベロッパーが同社へのコンタクトを取っているかもしれません。

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周囲では次々に新しい分譲マンションが完成しています。神戸ハーバータワーもモデルルームを棟内へ移設しました。タワーロードにあったマンションギャラリーはすでに閉鎖されています。

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ハーバータワーの向かいで同時期に建設されていた二棟のデザイナーズ賃貸マンションも完成。

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こちらもハーバータワーの西側に竣工した和田興産のワコーレKOBEハーバーマークス。完成前に完売しました。

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栄町通では老朽化したオフィスビル跡地にプレサンスコーポレーションが15階建ての賃貸マンションを建設中。

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東急不動産も同社の分譲マンション「ブランズ」シリーズを栄町通で発売する予定です。名称はブランズ神戸元町通。隣接地にモデルルームを建設中で6月に完成予定。

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近接するトマト銀行神戸支店が閉鎖されました。また金融機関の閉鎖か・・・とため息をついていましたが、掲示の貼紙を読むと、店舗建替による一時移転だそうです。現在は地上3階建ての事務所ビルですが、建替えによってこの土地をどう活用するのか楽しみではあります。トマト銀行はユニークなネーミングを持っていますが、決して不真面目な銀行ではなく、岡山に本店を置く地銀です。

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神戸駅近くに施設を移転新設した神戸博愛病院の旧建物も解体工事が開始されました。跡地活用の行方が気になります。

栄町通エリアの暫定利用地や老朽化したオフィスビル、再編された金融機関の支店等が次々と分譲マンションや賃貸マンションへと姿を変えていくことに、これまでは都心エリアの人口増加へ貢献するという一面を歓迎しつつも、ある種の危惧を同時に覚えていました。しかしumie(ウミエ)の開業によって、寧ろこれらの流れは周囲の商業施設やウォーターフロントへの集客効果を高める事になり、umie(ウミエ)開業は更にデベロッパーのエリア内の不動産取得と開発を促進させるという相乗作用が働き始めているようです。

東京・豊洲のショッピングモール「アーバンドックららぽーと豊洲」は開業直後は集客力抜群の施設でしたが、話題性が薄れるとその特需は続かず、売上は下降に転じましたが、その後、周囲に超高層マンションが急増したことによって再び息を吹き返しました。広域圏から集まる客は週末や休日に集中し、平日にもいかに集客できるかが大型ショッピングモールの行方を左右する重要なポイントになりますが、この平日の集客は主に周辺エリアに依存する傾向強いです。

現在から将来に掛けて進むと思われる元町-神戸間のマンション急増は今後、プラスの効果をもたらす試金石になっていくはずです。これに伴い、ますますハーバーランドやメリケンパークへのアクセス性改善の必要性は高くなるでしょう。



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POSTED COMMENT

  1. sirokuma より:

    中央区浜側エリア=ビジネス街は、どちらかと言えば、セカンドやDINKSそして投資目的の需要層を狙った物件が多かったのですが、このところの計画を見ているとファミリー層も本格的にターゲットにし始めたようですね。
    定着人口の増加による地域活性化の為にはファミリー向けマンションは必須だと思います。
    これらの地域での購入を選検討する購入層にとっての懸念の一つに学校までの通学距離の問題があります。他のエリアに比べ通学距離が長いのです。比較的に近距離にある栄町地区でも繁華街を抜けての通学となります。もっとも長くなるのは浜辺通の計画地じゃないでしょうか?直線距離で小学校まで1500m強・中学校までは、なんと2300m強で新神戸駅北側の布引中学への通学となります。少子化が進むなかで地価の高いエリアへの学校の新設は望めませんがせめて校区の再編は必要だと思います。

  2. しん@こべるん より:

    sirokumaさん

    そうですね。最近の分譲マンションはすべてファミリー層向けの3LDK以上が中心間取りになっているようです。都心マンションは子育てを終えた団塊世代の都心回帰需要がメインだと思っていましたが、最近は子育て世代もターゲットがになりつつあるということですね。東京・江東区豊洲もタワーマンションの急増で学校が足りずに一時、マンション開発を規制していたようですね。確かにこのペースでマンションが増えていくと校区の再編は必須になるのかもしれません。

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