名谷

リノベーション神戸・名谷駅ビル tete名谷南ゾーンの改修工事・楪橋高質化二期工事の現況レポート



北側に名谷駅北ビルとなる「tete名谷北ゾーン」が開業し、工事は南側の既存駅ビルである「南ゾーン」へと軸足が移りました。



現在は駅ビルの外装改修と2階の内装解体が工事の中心となっている模様です。



遂に駅ビル西側の中央部にあった壁画タイルの本格的な撤去工事が開始されました。



この部分にはカーテンウォールが取り付けられ、古い外装の駅ビルにモダンさを付与する改修が行われる予定です。その仕上がりに期待が高まります。



駅ビル内1階のコンコースではまだ目立った変化は見られていません。



吹き抜け空間の改造はこの駅ビル改修のハイライトになる予定です。既存の駅ビルをここまで大幅且つ大胆にリノベーションするという例もなかなか稀有なのではないかと思います。



壁画タイルの背後にあたる2階への階段部分は解体撤去の対象です。店舗区画が拡大される事となり、これまで薄暗かったコンコース中央部は自然光が入る明るく垢抜けた空間に変貌する事になります。



2階もビルの改修後には多くの人が往来する動線通路として、重要性が高まります。



北ゾーンの北側にはバスターミナルの一部として、楪橋と接続した上屋が新設される予定です。現在はアスファルトの仮舗装ですが、インターロッキング舗装に刷新されます。



楪橋の改修二期工事も順調に進行しています。



二期工事は対象区間が大きい為に工期も長めです。



新たな欄干・手摺を設置する基礎が完成しています。



この改修工事が完了すると、橋の雰囲気は一変する事になるでしょう。



夜間景観も大きく変わる事になります。名谷駅前広場は、東西の広場が刷新された西神中央とは異なり、北側のみが今回のリノベーションによる再整備の対象です。名谷は南北に広大な団地群を抱えています。駅前エリアの再整備がある程度進んだ後にこれらの団地群にも建て替えや再開発の構想が企てられると、名谷のポテンシャルは更に大きく膨らむ事になるでしょう。

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