起工式から早くも2ヶ月が経過した雲井通5丁目第一種再開発事業地区。約1ヘクタールに及ぶ更地は全体が掘り下げられ、多くの重機が稼働しています。
基礎工事が継続しているので、丸五基礎工業の重機がが活躍しています。
仮囲いの工事名称も遂に「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業に係る地下躯体及び施設建築物新築工事」への変更されました。
現在はまだ既存建物の地中障害物解体撤去が進行中です。オールケーシング工法によって、40年以上前に構築された再開発ビルのサンパルの杭等を撤去しています。
街区内にあった4棟の建物の地中障害物の撤去が完了し次第、新築ビルの杭構築が始められる予定です。工法はオールケーシング式拡底杭でしょうか。
雲井通5丁目再開発地区は、隣接し同じく再開発が進められる計画の雲井通6丁目北地区、そして再開発が完了済みの雲井通7丁目のミント神戸市の3地区を合わせて、「三宮East」として、連携してにぎわい造りを進めていく予定です。
解体工事の奥に並ぶサンシティを中心とした建物群。雲井通6丁目北地区市街地再開発準備組合が7月に設立されており、サンシティ内に事務局が置かれています。予定では、7月から事業協力者を公募・選定し、今冬にはこれを決定する計画です。
5丁目の開発を進めている三菱地所を代表としたコンソーシアムが、6丁目事業も手掛けるのが順当ですが、バスターミナルや中ホールを設ける以外の用途はまだはっきりしておらず、ツインタワー化した際に中高層部にどのようか機能を与えるのか、基壇部には5丁目よりも規模の大きな商業フロアを整備するのか等、多機能の5丁目に対し、より駅に近い立地にある6丁目の活用は、三宮Eastの行末を大きく左右する存在として、重要な役割を果たす事になるだけに、プロポーザルの内容が注目されますが、この公表のタイミングが年内なのかどうか。年末までの動きが気になるところです。
神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 遂に工事名称に新築工事が加わる 6丁目北地区の動向にも要注目
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