JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル解体撤去工事 西側ヤードの仮囲い撤去が進む 今後の展開の行方は?



JR三ノ宮駅の三宮ターミナルビル解体撤去工事は21年5月末の完了と仮囲いに掲示されていましたが、この最終段階の工事を進める為の準備が進められているようです。仮設の中央通路の東側にアスファルト舗装が行われた模様をお伝えしたのが前回。



アウトドアホール・ストリートテーブル三ノ宮が開催されている通路の西側に対し、東側は仮囲いが撤去されており、簡易的なフェンスに置き換わりました。



アスファルト舗装された面積は目算で西側のストリートテーブル三ノ宮の開催場所とほぼ同じのようです。恐らく開催場所をこちらに移転するものと思われます。現在、緊急事態宣言で月末まで休止中なので、この間に移設を完了させるのではないでしょうか。



仮囲いが無くなって広々としています。



後方で聳え立つ神戸三宮阪急ビル。一方で更地のJR駅ビル跡地。地下への階段入口周りに新たな仮囲いが設置され始めています。このヤード部分は今後、しばらくはこのままにされるのでしょうか。

鉄道事業者の決算が出揃いましたが、各社巨額の赤字を計上しました。特にJR東日本、東海、そして西日本は長距離路線を抱える為に赤字額は大きく、将来投資への影響は計り知れません。



しかしながら、JR西が不動産投資を取り止めている訳ではなく、進行中のプロジェクトは継続しています。



JR西の関係者にも阪急の再開発の完成形を見て欲しいですね。非常に素晴らしい開発を行なってくれました。しかし敷地面積の大きさやその立地性、そして街の中における位置付けを考慮すると、JR駅ビルは更にその重要性の高さが際立ちます。



噴水の外円の跡が残っています。

駅ビルに課せられる役割、これの有する機能等、その街にとって中心となる駅ビルがどう開発されるべきなのか。東京や大阪ではこれまで同様の用途・機能を基本的に継続した大規模開発が加速している傾向にあります。しかし商業施設においては一般的にファストファッション以外のアパレルは虫の息であり、物販は雑貨や専門店に偏向しています。コト消費についても飲食店はコロナから脱却しなければ積極展開は難しく、現在、進められている全国の大型開発もテナントの誘致についてはこれからの課題になってきます。新駅ビルを完成させた阪急ですが、百貨店の神戸阪急については当面は建替を封印し、既存の建物の改装を進めていく方向に舵を切るようです。JRは4ヵ月後にどんな答えを出すのでしょうか。

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POSTED COMMENT

  1. khm民 より:

    本当に、遅すぎませんか?JRはいつになったらビルの概要を発表するのでしょうかねぇ。

  2. 匿名 より:

    遅すぎるも何も、JR西の首脳陣は三ノ宮には一切無関心という様相すら呈しています。このままだと米子駅や敦賀駅よりも後回しにされそうな感じです。

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