JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅ビル新築他工事 仮設スロープ階段設置工事及び地下線整備工事の進捗



8月末に完成予定だったJR三ノ宮駅ビル新築他工事の一環として作業が進められてきた仮設スロープ階段設置工事。敷地南側のフラワーロードと中央幹線交差点角に、三宮歩道橋から西方向に新たなスロープが設置されています。



先週までに鉄骨構造であるスロープ全体の橋桁の設置が完了していましたが、更に橋桁の上に高欄・手摺の取り付けが行われました。



高欄・手摺は、既存の三宮歩道橋や南側のスロープと統一された同様の色やデザインが採用されており、とても仮設とは思えない出来栄えです。



スロープの傾斜もかなり緩やかで、車椅子やベビーカーの利用でも容易にスロープを移動できそうです。



このスロープの供用開始によって駅前南側の地上動線が大きく改善され、神戸阪急へや中央幹線南側へのアクセスが格段に良くなる筈です。神戸阪急の売上高向上にも影響を及ぼすのではないでしょうか。



動線は街の回遊性に大きな影響を与えます。将来的に三宮クロススクエアの整備が進み、中央幹線を横断歩道によって渡る事ができるようになると、街の回遊性はより高まるでしょう。フラワーロードも早期に駅周辺で渡れるようにして欲しいですね。



JR駅ビルの建設やさんちかのリニューアルに伴った地下通路の工事も続いていますが、工事の進捗に伴い、現況に変更が生じる事になるようです。



地下道の改修工事に伴った通路幅の減少が生じており、その回数も複数回に及ぶようです。



通路幅減少の目的は現在、供用されている仮設スロープの撤去です。スロープが撤去されると、どのように通路が改善されるのでしょうか。



さんちか1番街内に新設される通路のエントランス部が以前には壁だった部分に構築されました。さんちか1番街エリアのリニューアルオープンは来春を予定しています。



さんちか及びエリアの改修工事はJR三ノ宮駅ビルが完成する2029年まで継続する予定です。5年間の工事によって三宮の地下の玄関口が大きく変貌を遂げる事になる計画です。段階的に完成エリアから供用が開始されるものと思われますが、神戸空港の国際化によって訪日客にとっては三宮が日本の大都市の玄関口として機能する事になります。

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