トアロードと山手幹線の交差点角地に姿を現した新ホテル「カンデオホテルズ神戸トアロード」。同ホテルグループからいよいよ公式開業日が4月13日(金)と発表されました。
https://www.candeohotels.com/kobe-torroad/
カンデオホテルズ神戸トアロード公式サイト
すでに公式サイトではウェブ予約も開始されています。
建物の最上階である14階はスカイスパです。六甲山系を望む露天風呂はなかなか趣があるのではないかと思います。驚いたのはフロント・ロビー及びレストランを13階に配置した点です。チェックイン・アウト時や朝食は展望を楽しむ事が出来ます。旧居留地のオリエンタルホテルも最上階にフロントを設けています。カンデオホテルズは通常のビジネスホテルとは一線を画すクオリティとホスピタリティを提供するようです。
最近はリーズナブルでクオリティの高いホテルの競争が激しいようです。まだ神戸には未進出のリッチモンドホテルズや南京町への出店を計画しているドーミーイン、そしてカンデオホテルズはビジネスホテルのカテゴリーから頭ひとつ飛び抜けており、顧客満足度も非常に高い事が特徴です。
シティホテルとビジネスホテルの中間的な存在としては三井アーバンやガーデン、JALシティ等が昔からありますが、更にその中間を行くのがこれらの新興ホテル勢です。このホテルも利便性が高く、ハードも充実しているようなので人気ホテルになるのではないでしょうか。質の高いホテルの増加は歓迎すべき事です。
老朽化した低層ビルを集約化して、トアロードの角地にランドマーク性の高いホテルを開業させる今回の再開発は景観的にも賑わいにも大きく寄与する優良ケースとなります。1-2階のテナントフロアにも期待大です。大規模再開発でなくともこういった一定規模(敷地面積1,000平方メートル以上等)の土地の集約化を行う開発には補助金の助成があっても良いのではないかと思います。向かいの角地で進む旧神戸メディテラスの解体工事は遅延しており、工期は今月末まで延長されています。
カンデオホテルズ神戸トアロード新築工事 三宮3丁目ホテル計画
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カンデオホテルは雑居ビルが集約されていい再開発になりましたね。屋上展望風呂で北野や市章山を眺めてみたいものです。
最近、雑居ビルを集約した大型ビルが立たず、なぜ単独ビルの建て替えばかりなのか考えてみました。ビルが老朽化してて、雑居ビルをまとめればかなり容積があっても景観条例やしおさいの高さ規制、高さ60m以上のビルへの東西巾および不可思議な高さ制限、景観デザイン協議のわずらわしさ、新規条例条例の動き、また頑なな行政の個別の建築指導が原因かと思います。大手デベロッパーが二の足を踏むので、老齢化した地権者も売り時を逃すのが怖く、安易な中型ビル単独建て替えが多くなっているように思います。
なんだかなーという思いです。
この界隈にはこういう暖色系の外壁が似合いますね