今年で23回目を迎える神戸ルミナリエが12月8日(金)より開幕しました。一時は存続が危ぶまれましたが、開催を継続してきました。昨年は従来の270メートルから190メートルに光の回廊区間を短くして費用の圧縮が図られましたが、昨年の単年度決算としては約200万円の赤字だったようです。今年は距離を元に戻し、史上最多となる約40万個のLEDを投入。神戸港開港150周年を締め括りたいという意気込みは感じられました(今回も家族同伴だった為、積極的に画角を狙いに行けていません)。
デザイン的な点でもこれまでとは規模や配置等に変化が見られました。仲町通りの三井住友銀行神戸本部前に設置される光の回廊のゲートとなる「フロントーネ」は二段階構えになっており、まずは二本の塔がお出迎え。
更に塔から続く側面に「ウイング」と呼ばれる装飾を施し、これまでのフロントーネのような次のゲート「ガレリア」が現れます。
光量としては恐らくこの前半パートが最も明るいのではないかと思います。使用電球数も最も多いのではないでしょうか。
江戸町筋からはいつものアーチが続きます。
東遊園地の「スッパリエーラ」はこれまで円形もしくは四角形で全周型を維持していましたが、今回、このハイライトの彫刻にも大幅な刷新が図られました。こちらはドーム型に変更し、両サイドに光の壁「ガレリア」を配置。中央には従来通り、光の聖堂「カッサ・アルモニカ」が設置されました。
神戸港150年を記念した光の彫刻も特別展示。
実はルミナリエ会場に足を運んだのは2010年以来、実に7年ぶりでした。3-4年ぶりだと思っていましたが、過去の記事を辿ると7年の月日が経っていたことに驚きました。電球が白熱球からLEDに変更されて以来としても初めてです。撮影機材が異なるという事もありますが、7年前と比べるとやはり電球の色が全く違いますね。
https://koberun.net/blog-entry-131.html
神戸ルミナリエ2010 -光の心情-
ルミナリエ会場からどれくらいの人々がクリスマスツリーのあるメリケンパークへ流れるのでしょうか。1年で最も神戸の街が賑わうと言っても過言ではない10日間が始まりました。今年の会期はいつもより1週間遅いスタートです。依然としてクリスマスは避けていますが、より近づけています。同じ会期日程だった2006年は465万人の来場がありました。
微力ながら、神戸の観光振興の一助になるのであれば、毎年、会場を訪れて記事を配信するべきだなと思いました。
神戸ルミナリエ2017 -未来への眼差し-
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