WDB三宮ビル

WDB三宮ビル新築工事 鉄骨工事は上層階へ移行を開始



三共生興スカイビル跡地で竹中工務店が施工しているWDB三宮ビルの新築工事。低層部13階の躯体工事が続いていましたが、鉄骨建方はいよいよ更に上層階へと展開を始めました。



基壇部を覆っていた養生ネットが以前の濃いものから、内部が透けて見える薄いものになったので、建物の躯体がよく確認できるようになりました。



まだ外壁材の取り付けは開始されていませんが、既に非常に重厚感に溢れる躯体。



重厚な柱が連続する風格溢れる建物になる片鱗が既に現れています。旧居留地に相応しい外観デザインを有する事になるでしょう。外壁はやはりグレーの花崗岩の石材で身を纏う事になるでしょうか。



4階から5階へと鉄骨工事が進行し始めました。

転職・人材業界は、頻繁に流れるCMを見る限り、非常に活発な事が見受けられます。少子高齢化で、新卒社員が減る一方、これまで以上に中途社員を有効活用する動きが企業で盛んになり、人材を求める競争が激化しています。



WDBの今回のビル建設による大型投資は、こうした人材業界の追い風を受けてのものかと思います。新築されるビルが大阪や東京ではなかった事にも好感が持てます。これも神戸空港を含めて、神戸の立地利便性と交通機関の発達によるインフラ整備の高さや人材となる学生の多い街である事も寄与しているのでしょう。

同じ人材業界最大手のパソナは淡路島に拠点を置き、地域貢献・発展に尽力しています。今後は神戸のにぎわい創出や活性化にも何らかの貢献を期待できないでしょうか。やはり地域経済の活性化には、その街に拠点を置く企業の貢献が欠かせません。そうした企業の有無は街の成長を大きく左右します。神戸が破竹の勢いだった時代にはやはり成長企業の大きな存在がありました。かつてのダイエーの役割を担えるようなユニコーン企業の誕生が望まれます。
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