鈴蘭台駅前再開発に伴って神戸電鉄鈴蘭台駅も駅舎橋上化とホームの全面リニューアルが実施され、去る9月25 日に再開発ビル「ベルスト鈴蘭台」のオープンと共に供用が開始されました。
設計は阪急設計コンサルタント、施工は竹中工務店が担当しました。よって新駅舎は阪急的なテイストが随所に見られ、質実剛健のJRの新駅舎とは異なる洒落た雰囲気を醸し出しています。
駅舎内から見たベルストへの連絡路です。
切符売場周りはいたってオーソドックスです。
中央改札の様子です。木製の格子が取り付けられた天井からは自然光が降り注ぎます。
駅長室です。改札からは駅長室を通って改札外へ抜けられる仕組みは阪急の駅舎と共通です。
駅長室内の壁面のテイストは阪急を思わせます。
橋上駅改札外通路をベルスト方面に向かって見た様子です。駅ナカ店舗にセブンイレブンが出店しています。壁面にはエコカラットのような石タイル調パネルが採用されてます。
最新の駅舎らしく壁面にはデジタルサイネージが備えられています。
また駅舎内にはPUDO(Pick up & Drop off)・プドーのステーションが設置されています。宅配便を駅で受け取る事ができる最新のシステムです。
西側出口へとアクセスする長いエスカレーターです。少しサイバーチックな空間です。
改札内コンコースの様子です。真新しいトイレも備わります。
改札内の壁面にもデジタルサイネージが設置されています。
ホームへはバリアフリーアクセスとしてエスカレーターとエレベーターを完備。
ホームへのエスカレーター内の様子です。こちらの壁面も石タイル調パネルが採用されています。
プラットホームです。既存の施設を大幅に作り替えて新設されたホームのように生まれ変わっています。
案内表示も全て一新されました。当ブログのようにブルーを基調としていて好感が持てます。
駅名の案内板もブルーの六角形です。
待合室は既存施設を取り壊して、同じ場所に新設されました。
橋上駅の外観色も暖色系のメディアムブラウンである事も阪急系のテイストでしょうか。
再開発と共に美しく生まれ変わった新生・鈴蘭台駅。沿線の拠点駅としての役割を大いに果たして欲しいと思います。
個人的には駅ビルであるベルスト鈴蘭台の建設と鈴蘭台駅のリニューアルをJR三ノ宮駅の改修と重ね合わせてみてきました。スケールの違いはあれど、これから整備が本格化する三ノ宮駅も駅ビルの建て替えと駅舎のリニューアルを実施するものと思われます。三ノ宮駅は店舗配置の再編や天井耐震改修工事が実施されて部分的なリニューアルが進められてきましたが、鈴蘭台駅のような本格的な改修にはまだ程遠い状態です。ターミナルビルの建て替えと共に鈴蘭台駅以上の全面的な公式リニューアルを期待するばかりです。
神戸電鉄 鈴蘭台駅 橋上化駅舎と全面リニューアルの完成
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