JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅ビル新築他工事 「人の広場」整備エリアで進む大規模な掘削工事


旧南側駅前広場の北東側で本格的な建設工事が進行するJR三ノ宮駅ビル新築工事。誰の目にも留まる場所での駅前再開発が大規模に繰り広げられており、周囲を通行する人々の視線も釘付けにしています。



工事が先行するのは「人の広場」と称される新たな駅前広場。一般車・タクシーのロータリーと滞留空間の人工地盤の2層式の広場が設けられる計画です。



完成した乗り入れ構台を駆使して、本格的な掘削工事が進行しています。



掘削が開始される前には大量のH型鋼が運び込まれては消えて行きましたが、それらは全てセメントソイル工法の山留壁の内部に埋設されていた事が、掘削工事が始まった事によって分かります。



広場全体が掘削されています。広場地下には駐輪場や駅ビル地下階に整備される駐車場へのスロープが構築される計画ですが、思った以上に大規模な地下工事となっています。



地下水をコントロールするディープウェル工法が採用されています。



一足先に今春に開業したJR広島駅ビル「ミナモア」は、オープンから1ヶ月が経過しても人気と混雑が絶えないようです。既存都心商業地の紙屋町・八丁堀からも人を吸引する程の集客力を持ち、これまで各都市で繰り広げられてきたJR駅ビルVS駅から離れた既存都心の競争の構図が再び展開されています。



三宮では三宮センター街を中心とした商業地は駅前に隣接しているものの、新駅ビルのみならず、建設の始まった中央幹線の新歩行者デッキが雲井通5丁目のバスターミナルI期ビルを中心とした三宮東地区へと人を流す新たな主要動線として機能する事が予想され、都心軸の東進が起こる可能性が生まれます。更に雲井通6丁目北再開発ビルにも本格的な商業施設が入ると、この流れの変化の決定打になるでしょう。

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