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約3ヶ月ぶりに三宮ターミナルビルについて取り上げたいと思います。前回は1月半ばにアントレマルシェ三宮前のフラワーロードに通じる通路が閉鎖された事をレポートしました。あれから3ヶ月の間、逐次、工事の状況を見守ってきましたが、外から見ている分には大きな動きは見られていませんでした。
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西側の既存建物一部の解体が始まる?
しかしここに来て再び工事らしい工事が開始されたようです。最後まで残されている既存建物の西側角の一部が少しずつ解体されています。
何故この部分にそんなに慎重になっているのかは未だに判明しません。ただこの残されている壁の背後は閉鎖された通路があり、この通路の閉鎖理由は「デッキ受替工事」とされています。この部分に接続しているデッキは交通センタービル横から伸びている西口との連絡橋です。このデッキがこのビルの一部と構造を一体としている為に簡単に解体できないのでしょうか。
久しぶりに現場に大型重機が入っているのを目撃しました。
通路の閉鎖期間は今月末まで。デッキの受替が終わるとコーナー部の撤去も完了するものと思われます。
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東側にも既存建物一部が残る
しかし既存建物はまだ東側の一部が大きく残されています。仮囲いに示されている三宮ターミナルビルの撤去工事期間は来月まで。
この廃墟のように残された建物の一部で何やらペインティングが始められました。
完成してみると、この真下で開かれている暫定イベント広場のストリートテーブル三宮の壁面広告でした。いわゆるミューラルアートですね。つまりはこの部分は新駅ビルの建設が開始されるまでは手をつけない事になります。これ以上の進捗や動きは今秋まではお預けになりそうです。
しかしながら新駅ビルの周りではその再整備についてこれから具体的な動きが出てくる模様です。
南側周辺デッキ案が間もなく公表される?
神戸市は昨年10月に「新たな神戸の玄関口にふさわしい上質で洗練された空間をつなぐ歩行者デッキ」をテーマとした三宮駅周辺の歩行者デッキの設計デザインコンペを広告しました。この1次審査はデッキのデザインコンセプトを立案し、平面線形や橋梁形式について提案を求め、書類による審査を実施(1次審査通過者は5者程度を想定)。既に昨年末までに完了しています。
来月上旬に行われる予定の2次審査は、1次審査で提案したデザインコンセプトや歩道橋の考え方を深度化した上で、その施工計画、維持管理計画等について提案や書類及びプレゼンテーションによる審査を実施予定です。
このプレゼンや審査は非公開ですが、5月中には最優秀提案者決定・発表が行われるものと思われます。発表は以下の内容を公開予定です。
・最優秀作品及び次点の応募者名及び点数
・3位以降(入選)の作品と応募者名
・講評
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