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小野柄歩道橋の階段横に新設されているエスカレーター。この設置工事がいよいよ大詰めを迎えており、供用開始に向けて最終仕上げの段階に入りました。
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プロジェクト概要
小野柄歩道橋エスカレーター設置工事
工事は重量の既存の階段横に新たなエスカレーター設置用のスロープを構築し、エレベーター横に接続する。歩道橋の一部の改修も実施。エスカレーターは上り専用。エスカレーター設備を載せるスロープを支える柱とその基礎を構築。エスカレーター下部エリアの地盤改良も実施。
工事場所 神戸市中央区小野柄通6丁目
完成期限 2022年3月31日
工事概要 土木工事 昇降機工事
施工者 島田組
遂にトラス(土台構造)とエスカレーター設備の設置が行われました!
上り専用のエスカレーターとして設置されましたが、小さな商業施設用の1人幅ではなく、2人用の幅がある設備が導入されました。
作動確認や安全性チェック、歩道橋との接続部分の仕上げ、外構工事が完了するといよいよ供用開始になる事でしょう。3月末の完成予定からは遅れが生じましたが、ゴールデンウィークから使う事は可能なのではないかと思われます。
取材時も含めてこのエスカレーターは非常に重宝しそうです。
エレベーターは既設ですが、あまり使用されているのを見かけた事はありません。現状、駅方面にはこの歩道橋下の横断歩道を使用する人が殆どかと思います。
歩道橋接続部分の様子です。このプロジェクトも始動までにかなりの時間を要しました。神戸マルイ前のエスカレーター設置計画が消滅?してしまったのは残念です。小野柄歩道橋以上に利用者を見込めたのではないかと思われます。着工に至らなかった理由は定かではありませんが、将来的に再検討して欲しいと思います。
この歩道橋のエスカレーター設置はこれから行われる壮大な歩行者デッキネットワーク再編計画のほんの序章にも過ぎない程の内容ですが、利便性が高まる事は確かです。関西の諸都市は首都圏と比較して、ペデストリアンデッキの発達した駅は少なく、将来的に三宮は間違いなく関西一の歩行者デッキネットワークを誇る事になるでしょう。
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