R三ノ宮駅ターミナルビル解体撤去準備工事の近況をお伝えします。先週末は体調を崩して取材ができなかったので、2週間ぶりにJR三ノ宮駅前を訪れてみると、色々と大きな動きがあって久しぶりにテンションが上がりました!
噴水広場跡地で進められているエレベーターと階段の新設工事ですが、エレベーターの整備部分ではこれまで構築されてきた基礎の上でいよいよ鉄骨建方が開始されました。
エレベータータワーの鉄骨です。綺麗に塗装された軽量鉄骨が使用されています。
既存の歩行者デッキと接続される新しい階段の基礎が完成しました。鉄骨の柱を接続する柱脚部分が見えます。階段も恐らく鉄骨製でしょう。鉄工所にて製作されて運び込まれるものと思われます。
階段の接続先はロータリー方面です。広場を経由して中央改札への連絡路が構築されるものと思われますが、その経路はまだ現時点では定かではありません。
既存デッキの改良を行ってエレベーターや階段と接続する為の工事が実施される為、デッキ上にも仮囲いが行われました。
既存デッキ上の鉄手摺は切断されて階段を接続します。エレベーターは恐らくガラスの箱で覆うような設計になる事でしょう。
さて、既存の噴水広場エリアの工事に加えて、かねてより1月中旬に着工予定だったポートライナー三宮駅改札付近に新設される階段の設置工事もいよいよ始まりました!
すでに仮囲いによってタクシー乗り場の一部を閉鎖して掘削工事が行われています。
三宮ターミナルビルの解体が始まるとデッキが封鎖される為、ポートライナー三宮駅からそごう方面に向かうにはこの階段を使って一旦、地上に下り、そして前述の噴水広場跡の階段やエレベーターを使って中央幹線を渡るデッキへと連絡する形に切り替わります。
しかしながら、駅前広場ではこれらの階段やエレベーター新設工事の他に予期せぬ工事も開始されました。広場東側の駐車場の一部を封鎖して木々や植栽等が撤去され始めました。
ロータリーの西側の植栽部分も完全に撤去されました。
一体何が始まるのでしょうか。現在、三ノ宮駅広場は地下駐車場を整備した為に盛り土されて周囲より高くなっています。ターミナルビル解体期間中、ロータリーの一部を再編して更にコンパクトにし、動線通路の確保や工事の建設ヤード、建設事務所のスペースを確保する準備なのかもしれません。
着々と動線切り替え工事が進んでいます。恐らくターミナルビル内部の解体も既に開始されている事でしょう。この建物の姿を見ていられるのもあと2ヵ月程かと思われます。春までにはアルミ防音パネルによって建物全体が覆われてしまうでしょう。解体期間は2020年2月末までとこれから約1年を要します。この場所から三ノ宮駅のホームが見える事になるのですから、不思議な光景になるでしょうね。
JR三ノ宮駅ターミナルビル解体撤去準備工事 エレベーター・階段新設工事は第2ステージへ!
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ここまで三ノ宮ターミナルビルの周辺整備が始まって、本体ビルの構想が発表されないのはどうなっているんでしょう?
神戸市の干渉がいやな方向に向かってなければいいんですが。
周辺整備は、着々と進んでいるんですね。細やかな取材楽しく拝見しています。
JR西の発表は、いつかと気を揉みますが、JR西にはワクワク感のあるデザインの駅をお願いしたいです。
よくわからない神戸らしさ(なんとなく西洋風)ではなく、尖ったデザインのものを!
異人館や旧居留地のレトロビルも、当時は最新のデザインだったからこそ、今もかっこいいのではないでしょうか。本当は、その自由さこそが神戸らしさでは!?と思いますが。。。
最近、市への期待はとても薄いですが、ユネスコデザイン都市に恥じぬかっこいいデザインのビルが増えると嬉しいです。それには、やはり福岡のような取り組みがあるといいですね。