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関西エアポートが2018年の神戸空港利用者数を発表し、318万2,187人と昨年から引き続いて2年連続で過去最多値を記録した事が判明しました。昨年までは神戸市が運営していた為、集計方法は異なりますが、2017年の神戸市による発表利用者数は304万4,655人でした。
2006年の開港以来、日本航空経営破綻による神戸空港からの撤退、就航便の8割を頼るスカイマーク航空の経営破綻による空港存続危機等の紆余曲折を経て、昨年には運営権が民営化されて関西エアポートによる関西三空港の一体運用が開始されて環境が一変しました。
開港以降の年度別利用者数の推移は以下の通りです。
年度 | 利用者数 |
2005 | 35万 |
2006 | 274万 |
2007 | 297万 |
2008 | 258万 |
2009 | 234万 |
2010 | 222万 |
2011 | 257万 |
2012 | 241万 |
2013 | 235万 |
2014 | 244万 |
2015 | 253万 |
2016 | 272万 |
2017 | 307万 |
2018 | 313万(予測) |
昨年末には8年ぶりとなる関西三空港懇談会が開かれました。懇談会が開催されていなかった期間、神戸空港の需要も低空飛行を余儀なくされていました。やはり物事がうまく行く際には周りの環境も含めて、複合的な要因が絡んで働くものですね。
乗り入れる航空各社とも前年実績を上回ったそうです。羽田便に重きを置いている神戸空港はビジネス利用が多いものと思われます。景気拡大によって神戸-東京間の出張需要増加が大きいのと、北海道や沖縄への観光需要も伸びたという事でしょう。九州各都市や茨城、一度スカイが撤退した仙台便も搭乗率は好調です。今後、規制緩和が実現すれば運用時間の拡大や便数増加が行われる事によって更なる利用者数の増加が見込まれます。関西エアポートが目論むビジネスジェットの拠点空港化も利用者数増加を後押しするでしょう。個人的にも昨年は4往復便で同空港を利用しました。昨年の空港ランキングで神戸空港は14位でしたが、2018年はランクアップを果たせたでしょうか。
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久元市長は神戸空港の運用規制の撤廃でポテンシャルが上がると言うのだったら、まず神戸市の高さ規制を撤廃しなさい。
時間帯枠数が限定されている中で健闘しているのは素晴らしいとは思いますが
限界は近付いてます。
まああの市長に期待するのは虚しいものがありますが
一度くらいよく頑張ったと称えられるような成果をあげて欲しいものです