JR三ノ宮駅ビル新築工事に伴って、駅周辺の動線が複雑且つ不便になっており、その解消が望まれていましたが、ようやく三ノ宮駅-神戸阪急間の動線の利便性が向上しました。
フラワーロードから三宮歩道橋へと接続するスロープ・階段の設置工事が昨夏より行われてきましたが、ようやくこの仮設動線の供用が開始されました。
1月の地下通路への仮設階段の供用開始と共に早期に供用開始が望まれていたスロープ・階段でした。
これによって神戸阪急や中央幹線以南のエリアへのアクセスが容易となりました。駅ビル工事の着工後、三宮歩道橋へはミント神戸からグルリと回り込む必要があった為、飛躍的に利便性が向上しています。
階段の利用が難しい場合は勾配の緩やかなスロープを利用する事ができます。
スロープは幅も広く手摺も二段になって備わり、ベビーカーや車椅子での利用も想定されます。
歩道橋への接続部は共用のスロープとなっています。
最終区間のスロープも勾配は非常に緩やかです。交差点を見渡しながら、三宮駅前を空中散歩気分で歩く事ができます。
これまでとは異なり、三宮歩道橋は西側の通路のみの通行が許されようになりました。これまでの中央幹線沿いの動線は、このスロープ・歩道橋の供用開始に伴って閉鎖されました。
スロープからは新三ノ宮駅ビル建設地をこれまでと異なる角度から見る事ができて新鮮でした。
未だ地中に残る三宮ターミナルビルの地下躯体の解体撤去が進められています。
この新動線の供用開始によってひと通りの仮設通路の開設は完了し、今後はこの状態で暫く定着するのではないかと思われます。次に動線の変更が生じるとすれば、現在の地下通路への仮設階段の場所に駅ビルの躯体建築を始めるタイミングかと思われます。その際には閉鎖となった北側の階段が新設されて復活するものと思われます。
JR三ノ宮駅ビル新築他工事 三宮歩道橋に接続するスロープ・階段の新仮設動線が供用開始 駅前地上部の利便性が飛躍的向上
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