新長田

JR新長田駅前広場再整備詳細イメージ公開 5年越し構想の市バスロータリー化は実現するか?



JR新長田駅の南側は震災復興再開発が30年に渡って行われてきましたが、最後の区画に建設中の県立総合衛生学院・新長田キャンパスプラザが完成する事によって完了を迎えます。しかしながら駅周辺の活性化に向け、今後は西市民病院の若松公園への移転も予定され、市西部地域拠点としての機能が更に強化される予定です。



これに伴い、神戸市は新長田駅前広場を改造し、交通拠点としての機能も高めようとしています。具体的にはバスロータリーを整備し、市バス路線を駅前に集約・再編してターミナル化を図る計画です。背景にはJR新長田駅の利用者を増やし、JR西日本に快速電車の停車検討を促す思惑があるものと思われます。



この駅前広場再整備の内容については一部の地元市民から反対意見が示されており、市としては計画推進に向けての理解を得る為、市民との座談会開催を予定し、これに際して駅前広場再整備の詳細なイメージパースを作成・公開しました。



現在の駅前広場は完全に歩行者空間がその大半を締めますが、ここにバスロータリーを整備し、現在の駅前通り沿いにあるバス停もロータリー内部に集約します。



この市バスロータリーの整備方針が定められたのは2019年。当時は同年度中の完成を目指していましたが、整備の進まないまま既に5年が経過してしまいました。



計画としては、乗車バース3、降車バース1を整備する他、同駅前を発着する便の新設も検討されています。円形のロータリーに沿って上屋も新設され、駅前はJRや地下鉄と市バスの乗り継ぎが行われる交通拠点化が進む事になります。



憩いの場として利用されたきた駅前広場の機能は、タクシー・一般車用ロータリーとして使われている広場東側を再整備する事によって代替を行う計画です。



地下駐車場の出入口がある為、この部分は避けた形での広場再整備となる為、歩行者占有空間面積はこれまでから縮小します。ただ現状も広場全体が利用されている訳ではなく、広場の使い方は工夫次第なのかと思われます。



新長田はリノベーション神戸プロジェクトにおいては拠点としての扱いは受けてはいませんが、それに匹敵もしくはそれ以上の施策が講じられてきました。駅周辺の居住人口は飛躍的に増加し、飲食店等を中心に新たな出店も見受けられます。これらの施策の最終的な目的は再開発ビル内の空き床を埋め、売却する事でしょう。

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POSTED COMMENT

  1. ブリブリザエモン より:

    新長田に住んで14年。駅前はお年寄りの喫煙所です。
    反対運動も新長田の住人ではありませんので、早く有効活用して欲しいです。

  2. sirokuma より:

    新長田からバスに乗車した経験はありませんが、ここは、JRや地下鉄海岸線・山手線・少し歩けば山電も利用でき非常に利便性の高いエリアです。
    他のエリアに比べ新長田駅がカバーしているバス路線は電車で代替できるエリアも多いように感じますが実際はどうなんでしょうか?
    働き方改革によるバス運転手問題もあり全国的には減便・運行時間短縮・路線廃止などこの業界も大揺れです。
    今後の新たな移動手段・サービスとして、MaaS(マース)という移動サービスが注目を集めていますが、このような新たな動きを見つめながら時代に即した再整備を行った方が良いんじゃないか?急ぐ必要は無いんじゃないかと思います。

  3. KR より:

    現在路線バスは新長田駅で折り返しができません。そのためにバス路線がかなり複雑でわかりにくいです。新長田駅にバスターミナルができて折り返しができるように切に願っています。

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