新長田再開発のラストピースである新長田・腕塚5丁目第3工区には兵庫県立総合衛生学院新長田キャンパスプラザが建設されています。
度重なる工期の遅延を経て、とうとう10月の竣工に向けて内外装の最終の仕上げ工事が進められています。
非常に巨大な箱ですが、完成予想イメージと比較すると、デザイン性に特徴がある建物に仕上がっています。
キャンパスプラザの名称を与えられた所以は、この建物に移転してくる県立衛生学院は1~4階のみに留まり、5階に兵庫県立大学、6〜8階に兵庫教育大学が入り、更に9階には大講堂兼体育館も設けられます。
建物の北側の敷地はどのように整備されるのでしょうか。外構工事はこれから本格化しそうです。
この建物が完成すると、交流人口は1,000人/日に及び、鉄道駅の利用者、街の回遊にも影響が出る事でしょう。
1階のエントランスが不思議な方向に設けられています。大きな建物ですが、1階の階高は小さいように思われます。
内部には吹き抜けのエントランスホールは設けられていないのでしょうか。
住民が参加できる各種教室、イベント、県立大学による公開講座、地域の課題解決等に取り組む起業家によるにぎわい創出もこの建物内で行われる予定です。
南面と北面は無数のルーバーで覆われています。開口部は採光の為、ルーバーは間隔がより大きく開けられています。
このビルの起工式もおねだり知事が施主として式典でスピーチを行いました。完成式典にも出るのでしょうか。連日のように全国のニュースで報道され、こんな人物を選んでしまった我々、兵庫県民は猛省しなければなりませんね。
新長田・腕塚5丁目第3工区 兵庫県立総合衛生学院建替整備事業 新長田キャンパスプラザ 10月完成に向けて最終仕上げが進む
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これ以上の言は重ねませんが、現知事の標榜した県庁舎再開発の凍結、県職員のテレワーク化なども、兵庫県の発展に資する政策ではとてもないことは明らかかと思います。
むしろ、県庁所在地である神戸市への求心力低下、大阪維新の総本山である大阪府への人口移転、兵庫県・神戸市の地価下落、資産価値の減少を誘発する施策である可能性のほうが高いです。
県内への投資活動を凍結する一方で、大阪万博への投資姿勢を積極化するなど、その姿勢を垣間見る事項は枚挙に暇がありません。
万博関連費を30府県が計上、出展や来県PRなど計101億円…読売調査
https://www.yomiuri.co.jp/expo2025/20240617-OYT1T50003/
>金額が最多だったのは、16億7600万円を計上した兵庫県だ。
>このうち約8億円は、関西広域連合の「関西パビリオン」への出展費用などが占める。
すみません、こんなところで政治意見を申し上げても意味がないのは承知ですが、聞き伝えの情報だけで首長が下ろされてしまいそうな風土の組織では誰がトップに立とうが何もできないんだろうと思います。
また、大阪拠点の政党だから神戸を弱体化して大阪に有利に、というのは余りにも陰謀論的すぎて見てられないと言う感想です。
カンさんに心から賛同いたします。具体的で分かりやすい情報・データをありがとうございます。
これは斉藤知事がパワハラ批判される、はるか以前の記事ですが
大阪・兵庫の港湾一元化に向け協議へ 両知事が会合
https://www.sankei.com/article/20211226-NK6WNF3VOJJGXCKGKMWNHCV7K4/
ただ、大阪府市の港湾部局は一元化が進んでいるが、神戸港を管理する神戸市は今回の会議に参加しておらず、意向を確認することなく方針を示したことは波紋を広げそうだ。
これは珍しく久元市長も不満を述べていて
https://news.kobekeizai.jp/?no=10255
神戸市が中心的に関わる話が事前の打ち合わせなく出たことについて、やや不満もこぼした。加えて「一体的に運用するとか一元化という言葉があるが、その意味するところは必ずしも明確でない」とも指摘した。
元々こういった神戸港を大阪へ売り渡すような話を市長抜きで進めていた事実もあります。
結果として直前で止められてホッとしたのは私だけではないと思います。
ソース付きですので、ご判断はご自身で行なっていただくとして、少しでもご参考になれば。