JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅ターミナルビル解体撤去準備工事 エレベーター・階段新設工事



JR三ノ宮駅ターミナルビル解体撤去準備として南側駅前広場で行われている新たな動線確保工事。エレベーター・階段新設とロータリーの改造が進行中です。



最も工事の進んでいる旧噴水広場で建設されているエレベーターです。鉄骨建方が完了し、外壁の取付工事も順調のようです。既存のデッキと接続される新たな鉄筋コンクリートの床も構築されました。



その横ではデッキと接続する新しい階段の構築が開始されています。デッキ上の鉄製の手摺が切断・撤去されました。



基礎の上に階段を載せる鉄骨の柱が取り付けられました。かなり段差・勾配の緩やかな階段が完成しそうです。今週中には鉄工所で製作された階段が搬入されて、いよいよデッキとの接続が行われそうです。



構築中の階段の先には駅前のロータリーがあります。



ロータリーも改造工事が行われており、既存の植栽が撤去されて回転半径が縮小されました。



道路部分が拡大されましたが、この後、歩道部分を拡張し、新設された階段やエレベーターと中央改札方面への通路を新たに設ける事になるのでしょう。



ポートライナー三宮駅下で構築された階段の基礎です。コンクリート打設までが完了しました。今後こちらも柱脚に鉄骨の柱を接合し、階段が設置されます。



ロータリーの駐車場一部やターミナルビル地下を閉鎖して行っている工事の目的がよく分かりません。



着々と三宮ターミナルビル解体の準備工事が進行しています。そろそろ第3ステージとなる「阪急神戸三宮駅につながるターミナルビル北側にJR駅構内へ通じる階段」の設置工事も開始されるものと思われます。ターミナルビルの解体は2020年5月31日までを予定しています。先頃、発表された神戸市の2019年度予算案にJR三ノ宮南側駅前広場の整備設計とポートライナー三宮駅のホーム拡張に向けた実施設計が盛り込まれました。遂にJR新ターミナルビル計画の始動する日が近づいています。

関連記事
JR三ノ宮新駅ビル

景観デザインコード資料から読み解くJR新駅ビルの配置とボイド空間の設定内容 年内の都市計画決定を目指すか

2022年3月19日
こべるん ~変化していく神戸~
神戸市の都市景観審議会で協議されている三宮駅周辺の再整備・再開発に伴い、三宮クロススクエアが計画されるフラワーロードと中央幹線の道路上の …
JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル撤去工事 4階からいよいよ基壇部解体移行へ デッキの撤去準備も進む

2020年6月1日
こべるん ~変化していく神戸~
解体完了までに残り1年を切ったJR三ノ宮駅の三宮ターミナルビル撤去工事。既存ビルはいよいよ縮小して存在感が無くなってきました。聳え立つ2 …

POSTED COMMENT

  1. 匿名 より:

    いつも拝見させてもらってます。
    神戸の観光や大きな動きではないですが、下山手通の7〜8丁目あたりの宇治川商店街付近の市営住宅や大型マンション(中山手通辺り桜が観れる川沿い)
    の建て替え等が頻繁に行われています。阪急花隈、高速神戸、JR神戸駅となかなかの立地だからでしょうか?

    (元町商店街の元ミキハウスはどうやらドラッグストアのような内装ですね。
    コムシノワの撤退以降なかなか神戸らしいお店の新規開店がありませんね。)

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です