姫路

地域探訪: 姫路・ヤマトヤシキ姫路店跡地の分譲マンション計画が始動 地域最大規模・最高層のマンションプロジェクト



創業112年の老舗地場百貨店ヤマトヤシキの旗艦店であった姫路店跡地に計画されている分譲マンションプロジェクトが遂に始動します。土地を取得した近鉄不動産と大林新星和不動産の2社が姫路市内で最高層・最大のマンションを建設します。



計画されている建物は東棟と西棟から構成されており、東棟16階、西棟11階で合計200戸を供給します。姫路市の課する景観条例で大手前通りに面する部分には高さ規制が敷かれている為、西側の階数は11階に抑えられています。

設計・施工が長谷工コーポレーションなので、ごくある板状マンションにならないか心配していましたが、少なくともコーナー部はサッシ窓のしつらえとなっており、



みゆき通り商店街等に面した1階には商業施設を誘致予定の他、居住者の利用する共用部には「ゲストルーム」や「屋上テラス」、「オーナーズラウンジ」、「パーティルーム」といった施設を整備。

最上階はは居室の天井高を約2,650mm確保したプレミアムフロアとし、最大延床面積160平方メートルを確保。

この立地に相応しい高級マンションになる模様です。



大手前通りに面して分譲されるマンションとしても初の大規模物件になるのではないかと思われます。現在、姫路の中心街では新築マンションの分譲ラッシュが続いており、「ウェリス姫路」、「プレディア姫路」、「レーベン姫路本町」、「ワコーレ姫路ディアプレイス」等の物件が発売されている中、最大規模の「姫路ヤマトヤシキ跡マンションプロジェクト」が加わります。

物件の上層階住戸からは姫路城、姫路駅や市街を一望する事ができるでしょう。



商店街に面して整備される店舗用スペースが計6区画を予定しています。テナントは今後、決定していく予定ですが、物販、飲食、サービス等のテナント出店が予想されます。姫路駅と国宝・姫路城との間に立地し、新たなにぎわいの要の一つとしての役割も期待されます。



完成予定は2025年12月。物件引き渡しは26年2月を計画しています。商業施設は駅前に集積した為、周辺地域の土地はマンションへの転換が顕著になっています。都心エリアの居住人口増加は、商店街等の活性化にも繋がる可能性があります。

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