開業50周年を記念して10億円を投じ、昨夏から工事が進められてきたさんちかの大規模リニューアルプロジェクトがいよいよ大詰めを迎えています。3月3日のオープンを控え、3月2日まで味ののれん街を除く全店舗を閉店して店舗内の改装が行われています。
交通センタービルから下りてきたメインエントランス広場付近の改修も完成間近に迫っています。
この場所で最も人目を惹くのが円形の照明です。さんちか及び周囲の地下通路の十字路天井には必ず設置されている円形照明とフロアのブロックパネルが上下対称になって交差点のアクセントになっています。前回の40周年のリニューアルでもこの円形照明に手が入りましたが、今回は抜本的にデザインから変更されるようです。しかしながら、円形照明の周りの長方形照明パネルは以前の物がそのまま戻ってきてしまいました。天井パネルが全て取り外されていたので、どう変わるのかと期待していたのですが、エントンラス広場のこの場所が今回の改装では最も変化のない場所になってしまったのは残念です。
店舗のショーウィンドーは全て内側からシートが貼られて内部が見えない状態となりました。白の壁に光が反射するようになり、以前よりかなり明るい通路となりました。明るさ度合いから言えば、梅田の地下街であるディアモールのような落ち着いた明るさです。
メインエントランス広場以外の十字路の天井に設置中の円形照明です。外部パネルまでの取付が終わっています。
最も南側の国際会館と市役所方面に分かれるT字路にある円形照明はすでに点灯していました。これが他とも共通の完成形でしょうか。
各名店街のエントランスの梁には西側の阪神駅前通路に面して取り付けられた物と共通のデザイン・仕様のサインが完成しました。波型の壁の前にフロアのカテゴリー名が照明で浮き上がるようになっています。
今回の大規模改装は単に外観のリニューアルを行うだけでなく、一部の店舗の入れ替えも行われる予定で、通路各所にComing SoonやNew Openの文字が見受けられます。
阪急三宮駅ビルで営業していたコスメ雑貨のカラーフィールドもさんちかに新たな居場所を見つけたようです。
ただでさえ通路としても通常から混雑しているさんちかですが、3月3日のオープン時には大変な混みようになることでしょう。どれだけの店が入れ替わり、どういった形で店内の様子が変更になるのでしょうか。開店まであと10日です。
さんちか50周年リニューアル工事
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