さんちか

三宮再整備・さんちか1番街が明日リニューアルオープン 紀伊國屋とBIO-RALの食品スーパー2店が同時開業へ



さんちか2番街、新南北通路と段階的に進められてきたさんちかの再整備プロジェクトですが、残る1番街はいよいよ明日27日に開業し、リニューアルされたさんちかがグランドオープンを迎えます。



長らく仮囲いに覆われてきた1番街の新しい姿がお見えしています。CITY ELEGANCEをコンセプトとしたアパレルテナントを中心に展開していた以前の1番街はウィンドウショッピングが売りでしたが、その装いは大きく変わりました。



新南北通路に面したコーナー部には首都圏を中心に展開する高級食品スーパーの紀伊國屋アントレが神戸及び西日本初出店。



そしてその他の大きな区画をライフが運営する自然の恵みをいかしたオーガニック食品や健康にこだわった体にやさしい商品を取り揃えるBIO-RALが占めます。



こちらも神戸初出店となります。BIO-RALは3月にこのさんちか店の他、うめきた店や新宿京王百貨店にも新規出店し、店舗網を近畿圏、首都圏に拡大しています。



両店ともターミナルエリアや郊外のショッピングモール等に展開する都市型で、大都市圏における健康ニーズや高級至高に対応するスーパーです。



三宮駅周辺には、いかりやスーパー、阪急オアシス、光洋、神戸阪急が既に食品の販売を行っていますが、更に今回の2店が増える事によって競争の激化は避けられないでしょう。

さんちかのリニューアルについても既存店舗の継続出店ではなく、食品スーパーを入れる事になったのはやはり時代の要請でしょうか。

梅田の巨大な再開発ビル群にしても、リノベーション神戸によって行われた既存商業施設のリニューアルでも、飲食店や食物販がテナントの主軸になっており、物販はもはや完全に影を潜めています。



今回のリニューアルによって大きくその面積を拡大した夢広場。JR三ノ宮駅ビルやバスターミナルビルの開発が完了すると、三宮駅地下の通行量も大幅に増大する事が見込まれます。



その際に十分な広さを確保した広場があると、この通行量の増大に十分に対応が可能となるでしょう。



今後は更に駅ビル部分の開発が進むにつれ、広場の東側の整備も進行するのではないかと思われます。神戸三宮阪急ビルの建設時と同様に地下-地上動線の一部は先行供用が成されるのではないかと予想します。まずはさんちかのグランドオープンを喜びたいですね。

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