さんちか

さんちか再整備 完成までに半年を切った2番街と夢広場 地上部でも工事の進捗が見られる



来春のリニューアルオープンを控える「さんちか」の2番街及び夢広場の再整備工事が進行していますが、最終的にどのように生まれ変わるのかは未だその全体像はベールに包まれたままです。



夢広場の中央部は天井パネルが全て取り払われて、柱も剥き出しになり、補強を行いながら天井部の補強工事や空調類の配管設置工事が進められています。



さんちか開業50年を機に行われた天井パネルや壁の美装化、照明設備の更新にはこの夢広場は対象には殆どされていませんでしたが、今回のリニューアルでは全面的に刷新されるものと思われます。床のリニューアルが行われる事も期待したい次第です。



今回、再整備を機に空調設備も一新される事になるようです。新たなダクトの設置等も行われています。排煙設備の機能向上も行われます。



リニューアルされるさんちかに多くの新人気テナントが集い、JR新駅ビル地下階とも接続する地下広場や通路には、これまで以上に多くの人々が通行し、集う事になる為、その空間キャパシティはしっかり耐え得るように確保されなければなりません。



増設された新たな空調については、フラワーロードの地上部に設備の設置場所を確保。既にさんちかでは、人の流れや適切な空調制御を人工知能で予測する実証実験が進められてきており、今回の再整備にも実験結果によっ培われた技術を用いた設備の設置が行われていると推測されます。



2番街のリニューアル完成オープンまでに既に半年を切りました。新たなテナントの誘致交渉は開始されているものと思われます。一日の通行量が15万人を超えるさんちかですので、流通業界の注目度も高いでしょう。



既存の3~7番街とのバランスもありながら、2番街にどのような空間デザインが用いられるのか。また今回のリニューアルは1~2番街に限定されていますが、今後、段階的に他のエリアも同様の形で改修を進めていく予定なのではないかと思われます。従って新規テナントの出店と次にリニューアル工事が着手されるであろう3番街からの移転も考えられるでしょう。

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