地下鉄海岸線みなと元町駅の南側出口として活用されている旧大林組神戸支店のの外壁。この背後の土地で建設が進められている複合ビル「みなと元町計画」のデザインが明らかになりました。外壁との調和を図るものと大きな期待を寄せていたのですが・・・
公開された複合ビルのパースです。正直、目がテンになってしまいました。
敢えて近代建築とは真逆の方向に走って、例えばNDF海岸ビルや朝日ビルのように近代建築の上にモダンなビルが載っているようなそんな雰囲気を目指したのでしょうか。ガラス手摺で4面を覆われた真四角な箱ビルは何となく旧居留地のホテルトラスティを思い起こさせます。
設計を手掛けたのはIAO竹田設計。大阪・淀屋橋で近代建築を利用して分譲マンション「グランサンクタス淀屋橋」も同社の作品です。こういった路線を想像していたのですが、発注者である大林新星和不動産がシンプルな方向のデザインを希望したのでしょうか。
現地では小さなタワークレーンが登場して地上階の躯体工事に着手しているようです。
1枚のパースのみではまだ何とも言えませんが、期待していた方向性とは異なる意匠だったことは正直残念でした。完成時にはまた違った視点で見えるような建物になってくれればと思います。
みなと元町計画
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上部と下部が同じ建物とはとても見えませんね。
古いレンガの建物と隣の新しいビルとしか・・・。
なんかトリックアートのような絵ですね。
よくニュース映像で見る神戸地方裁判所のような建物でしたら、上部のガラスカーテンウォールと空とが溶け込んで意外と違和感無く感じます。
竣工したら実物を是非とも見てみたいですね。
このパースだけでは、『なんだかなぁーっ!』って感じですね。(笑)
シップ神戸海岸ビルのような建物をイメージして完成を待ちましょう。
レンガの色合いが強すぎて調和させるのは難しい気がするんで、これはこれでいいんじゃないかなって思います。
こんなデザインで許可が出るなら、いっそレンガのカベを残さず、駅一体で新ビルを建てた方が、周辺の活気作りに貢献すると思います。
一瞬見た時は、えっ笑と思いましたが
これはこれで斬新で良いかもしれないですね
あまり重すぎる雰囲気だと周辺と馴染まないですし
完成が楽しみです
神戸地方裁判所もそうですけど、レンガ色ってほかのどんな色とも調和しないので
上階を白くするのは致し方無い気がします。
デザインは仕方ないですが、全て建築費との兼ね合いです。
私も新規建設の設計に関わる機会があったのですが、おそらく下の図のサンクタス淀屋橋とは外観意匠費用が倍は違うはずです。建築費へのインパクトは1割程度でしょうか。とはいえこの建築費高騰の折に外観意匠へかける金はまったくないのでしょう。
これも他のビルの設計を使い回すなどコストダウン策も考えられるのですが、結局神戸市のみという消防条例が新規設計を強要し、結果要らないところにお金が掛かり外観意匠は爪に灯をともすようなコストダウン、その結果がこのデザインであることは手に取るようにわかります。
このような建設事情が市内の至る所で行われ(神戸市の規制ですから、結果新規物件の減少という形でも跳ね返ってきているのが現状と思われます。
残念な事です。
夢想家さん
期待が大きかっただけに残念なんですよね。神戸地裁はある意味すごい思い切りの良さだと思います。
sirokumaさん
完成してみて悪くないってケースもあるのでそれを期待したいですね。
hntさん
この一枚だけでは最終判断はできないのですが、完成を待ちましょう。
ひでさん
落胆のお気持ちは良く分かります。多くの人が同じ思いかと。。。
Rさん
ポジティブ思考も大事ですね。完成してみて悪くないってケースに期待したいと思います。
kingiさん
白は良いんですけど、もう少しデザインに凝れなかったかと。。。
カンさん
やはりコストなんでしょうね。。。また神戸市の悪法である消防条例はなんとかして改善されなければなりませんね。とある市議さんにも一度お願いしたのですが。。。