近代建築の保存方法についてはファミリアホールの売却・解体が大きな波紋を広げていますが、同じく外壁保存という形では共通しているのが現在、地下鉄海岸線のみなと元町駅エントランスとして活用されている旧第一銀行神戸支店・大林ビルです。この建物の中心部は駐車場となっていましたが、現在、「みなと元町計画」として複合ビルの建設が進んでいます。
建築中のビルの高さがだいぶ増してきました。作業予定を確認し漏れたので、現在、躯体工事がどこまで進んでいるのか定かではありませんが、隣接するライオンズ神戸元町と比較すると8-9階辺りではないかと思われます。従ってまだ5-6層分の高さが上乗せされます。
北側は外壁の長さが敷地に足りていないので、新築建物がはみ出します。建物の低層階は店舗や事務所で構成されます。くれぐれもコンビニ誘致は避けて欲しいと思います。
この建物も完全体ではありませんが、近代建築と現代建築の融合をコンセプトとしています。近代建築の上にモダンな高層ビルを載せるという手法は各地で議論を呼び起こしていますが、個人的には統一感があれば嫌いではないです。神戸朝日ビルは融合がうまくいった良い例かと思います。この建物については完成してみないと分かりません。ファミリアホールも優れた融合例になればと願っています。
みなと元町計画新築工事
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おはようございます そうですね おしゃれなテナントをきぼうしています
東隣りのマンションと西側側の宗教法人の建物の低層部が、
意図的かは別として、旧第一銀行の高さとそろっているので、
間にある立体駐車場の存在が残念ですね。
栄町通りも居留地と同じように低層部の高さを規定するだけで、
もっと良い街並みになったと思うのですが…
ご存知かもしれませんが、
チャータードビルに建築指導要綱による標識が掲げられていました。
ファミリアホールと同様に建て替えなのかと驚きしましたが、
まさかのホテルへの用途変更ということで、2度驚きました。
イメージパースでは建物の看板が付け替えられているだけでしたが、
地上6階と書かれていたので、多少の増築があるのかもしれません。
地上階のカフェとショップの扱いは不明です。
何れにせよ、難易度の高そうな設計・申請業務で頭が下がる思いです
マンション都市らしい風情のビルですね。
これに色味を合わせるのは難しいでしょうねぇ。
しかし並のベッドタウンと違い神戸でしか手に入らないこういう付加価値は大事にしてほしいですね。
コンビニは確かに便利だけどここに誘致だけは勘弁願いたい。