医療センター中央市民病院が増築工事を開始しています。増築を施工している敷地は低層の北館と立体駐車場の間の細長い土地です。
施工は明和工務店が一般競争入札制度によって約12億円で受注しました。
増築部分はこのように鰻の寝床のように細長い敷地ですが、奥側にはまとまったスペースがあります。
奥側のスペースでは三点式パイルドライバが稼働して杭打打設工事の真っ最中でした。今回の増築部分の用途としては
•混雑緩和等のための外来診察室の拡充
•救命救急センターの拡充
が挙げられています。
北棟増築部分の概要
構造: 鉄骨造(制震構造)一部RC造
規模: 地上4階 地下1階
延床面積 : 3,645.41平方メートル
北館増築部分とその他施設の位置関係です。
これは撮影後に調べて分かったことですが、北館の増築に加えて南館も増築されるようです。
南館増築工事も目的は会議室、人材育成センターなどの研修施設の拡充他とされています。
南棟増築部分の概要
構造: 鉄骨造
規模: 地上3階
延床面積 : 3,078.425平方メートル
北棟増築部は2016年7月末に竣工予定です。市民病院を運営する神戸市民病院機構は中央市民病院の他、兵庫区にある西市民病院の改修・増築も実施予定です。
計算科学機構の向かいで建設中だった次世代バイオ医薬品製造技術基盤開発施設も竣工しました。こちらも中央市民病院の増築工事と同じく明和工務店による施工でした。
でもなぜか神戸大学の文字が建物頂部に取り付けられています。施設の運営者である「 次世代 バイオ医薬品製造技術研究組合」は神戸大をはじめとする国内29の企業と大学(日立製作所、シャープ、三菱化学、第一三共、TOTO、島津製作所、神戸大、徳島大等)が設立しました。敷地は神戸大の施設に隣接しています。
中央市民病院増築工事と次世代バイオ医薬品製造技術基盤開発施設
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