かもめりあに近接した約11,000平米のかもめりあ東地区(元ダイエー所有)に破産したライフステージ社が計画し、着工後に頓挫させた複合商業施設プロジェクトですが、別会社が土地を譲り受けて再開発を進める方向で動いている事が報道されました。
事業主となる予定の日本セレモニー社(冠婚葬祭業)とサムティ社(不動産)の二社で結婚式場を含む複合商業施設(ホテルは入居せず)を計画しているようです。事業規模は70-80億円。建物の具体的な計画規模は判明していませんが、今後、二社での計画が正式決定した段階で、審査会による審査が行われ計画実行の可否が判断されるとのことです。
ウォーターフロントエリアは数々の計画が頓挫しましたが、最近はホテル ラ・スイート神戸ハーバーランドの開業、神戸ポートタワーのリニューアルと明るい話題も相次ぎ、デザイン都市事業を進める神戸市としても、臨海部は重要な拠点として位置付けており、かもめりあ東地区の計画が再開されれば、同じくホテル計画が頓挫した新港第一突堤の新たな事業者誘致に繋がる可能性も高くなります。
まずはかもめりあ東地区の開発が魅力的で集客力のある計画であり、審査をパスしてプロジェクトの再開が正式決定することを望みます。
ところで実際の敷地では着工後の計画頓挫であった為、基礎工事がだいぶ進んでいた状況で2年近く放置されてきました。既存建物解体から工事が再開されるのか、事業費圧縮のために改良設計によって既存建物を活用するのかにも興味を引かれますね。
ちなみに近接した中突堤中央ビルに入居するKiss-FM KOBEも民事再生法の適用を申請し、再出発をすることになるようです。
この流れに乗じて、市も老朽化の進む中突堤中央ビルの建て替えや大規模改装を進め、界隈一体化と相乗効果を図るべきかと思います。
速報!かもめりあ東地区開発再開!?
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やっと、かもめりあの再開発、再始動しましたか。
観光客にも人気のエリアなので早く商業施設ができてほしいと思っていましたが、これで一安心です。早く詳細が発表されるといいですね。
KISS-FMについてですが、事業をエフエム兵庫に譲って清算するという記事を以前新聞で見かけました。KISS-FMという名前は消滅してしまうんでしょうか…。心配です。
enzeru001さん
デザインや規模、入居する施設等を含めた詳細発表が楽しみですね。以前の計画がなかなか楽しみな感じだったので(頓挫してしまったのは残念ですが)、まったく同じとは言いませんが踏襲して貰いたい部分はありますね。本音は高層化して欲しいですが・・・。
私は恐らくKISSの名前は継続すると踏んでいます。正式名称はもしかしたらFM兵庫になるかもしれませんが。
話は変わりますが、JALの撤退が完了しましたね。運用時間制限や便数制限の撤廃を国交省が認めてくれるのを祈るばかりですね。
私はラストフライトを見てきました。最終便が飛び立った後、JALの職員がカウンターの片付けを始めるのをみて、撤退を実感させられ涙が出そうになりました。
いまさらどうこう言っても仕方がありませんが、年間約100万人もの旅客がいる神戸からの撤退は理解不能です。経営体力を強化し、一刻も早く神戸に戻ってきてほしいものです。
先日も矢田市長らが国交省に運用規制緩和を求めていましたが、やはり規制緩和・撤廃は不可欠ですね。運用時間延長・発着枠拡大がなされればANAもSKYも羽田便を増やすでしょうし、国際線(せめてチャーターだけでも)が解禁になれば神戸発着のツアーが多数設定されるのは間違いありません。
前原大臣は「神戸は別」との発言を繰り返していますが、別なのであれば関空関連の規制が何故撤廃されないのか…。早く矛盾に気がついてほしいものです。
あのカウンターエリアは空白空間になってしまうのでしょうかね?。不自然になるのでスカイマークのカウンターを拡大して隙間を埋めて欲しいものです。神戸は生贄とされたしか言い様がないですね。
鳩山政権退陣で国交大臣が変わればこれまでの航空戦略の路線に変更が生じるのかどうか。規制を掛けるのはやはり神戸空港が伊丹関空を食う=需要とポテンシャルが高いという事を国自ら認めていることになります。