ポートアイランド2期地区で建設の進められていた理化学研究所の新施設「IIB・融合連携イノベーション推進棟」がいよいよ竣工を迎えつつリます。建物を覆っていた足場や養生ネットはすべて取り払われ、その姿を公にしました。
ファサードとなる西面がこの建物のアイデンティティーとなっています。細胞をモチーフとした幾何学模様のフレームやパネルが非常に特徴的です。完成してみるとなんだかガンダムのモビルスーツを連想させる外観でメカのようです。
完成予想パースと比較すると、パース上では一部のセルの中にもガラスが埋め込まれている様子が描かれていましたが、この仕様は取り止めになったようです。
建物の上部にはRIKEN IIB/Integrated Innovation Buildingの英語の建物名称のロゴが取り付けられています。
融合連携イノベーション推進棟は仮称だと勝手に思っていましたが、結局、施設の最終名称でした。
建物と同時進行で整備の進められていた歩行者デッキも完成。医療センター前駅から同施設の2階エントランスへ直接アクセスできるようになります。
この歩道橋、結構ハイスペックです。外装はIIBにマッチさせていますし、手摺部分はガラスになっています。隣接する理研施設である神戸MI R&Dセンターの敷地に建設されたので整備自体は理研側が実施したものと思われます。デッキは既存のデッキに接続します。
総事業費38億円の国家プロジェクトがまた一つ医療産業都市に完成します。産学連携の研究拠点として大いに活用される存在となって欲しいと思います。理研の拠点地区としてはすでに神戸は本部のある埼玉県和光市に次ぐ規模に成長しています。
理化学研究所・融合連携イノベーション推進棟がいよいよ竣工へ
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38億円?姫路城大改修よりもおおいですね。何にそんなにかかってるんでしょうか?実験用設備とかですかね。